2023.10.13 明治安田生命 外貨建一時払介護終身を新発売、エブリバディⅡをリニューアル 円貨建一時払終身も発売
明治安田生命は、10月2日から「外貨建・そなえてふやす介護終身保険」(正式名称:5年ごと配当付利率変動型一時払介護終身保障保険(指定通貨建))を発売するとともに、従来の「エブリバディⅡ」をリニューアルした「円貨建・エブリバディ」(正式名称:5年ごと利差配当付利率変動型一時払特別終身保険(指定通貨建))の販売を開始した。どちらの商品もMYリンクコーディネーター等(営業職員)を通じて販売され、提携金融機関における取り扱いはない。
「外貨建・そなえてふやす介護終身保険」は、充実したセカンドライフを迎えられるように「介護保障(そなえる)」に加え、家族のための「死亡保障(のこす)」、および老後資金の準備となる「資産形成(ふやす)」を兼ね備えた外貨建ての一時払介護終身保険。
保障内容は、被保険者が所定の要介護状態(要介護2以上または同社所定の要介護状態)に該当した場合に、介護保険金額または被保険者が支払事由に該当した日の解約返戻金額のいずれか大きい金額を介護保険金として被保険者に支払う。
また、被保険者が死亡した場合、第1保険期間(契約日から10年)は基本保険金額または被保険者が死亡した日の解約返戻金額のいずれか大きい金額を、第2保険期間(終身)は介護保険金額と同額または被保険者が死亡した日の解約返戻金額のいずれか大きい金額を死亡保険金として死亡保険金受取人に支払う。
指定通貨は米ドルで、市場価格調整あり。契約年齢範囲は、契約者が満18~85歳、被保険者が満40~85歳。予定利率は契約時は月に2回(1日・16日)設定し、契約日から10年ごとに予定利率計算基準日の金利環境に応じて設定する。
最低一時払保険料は100万円、最高一時払保険料は介護保険金1億円相当額に対応する保険料。告知書扱い(本商品専用の告知書)。
介護・死亡リスクに対して最初の10年は死亡保険金を抑えることで介護保険金を大きく準備することができ、10年ごとの予定利率更新により米ドル建ての介護保険金・死亡保険金の増加が期待できることがポイント。また、資産形成のためには、10年後の解約返戻金は米ドル建てで利率に応じて増加し、10年ごとの予定利率更新により米ドル建ての解約返戻金の増加が期待できることもポイント。
予定利率4.50%の場合、介護保険金率(基本保険金額に対する第1保険期間における米ドル建ての介護保険金額の割合)は、契約年齢が50歳男性の場合148.3%、同女性148.0%、60歳男性148.6%、同女性147.5%、70歳男性148.0%、同女性144.7%。解約返戻率(基本保険金額に対する10年後〈第2保険期間開始時〉の米ドル建ての解約返戻金額の割合)は、契約年齢が50歳男性の場合146.8%、同女性146.4%、60歳男性147.7%、同女性146.5%、70歳男性147.5%、同女性144.1%。
また、「円貨建・エブリバディ」は、従来の「エブリバディⅡ」をリニューアルした商品として、被保険者の契約年齢範囲を18~85歳に設定することでより多くの人が申し込めるようにしたもの(従来の「エブリバディⅡ」の契約年齢範囲は60~90歳だった)。
契約日から5年後(第2保険期間開始時)に死亡保障が増加し、10年ごとに更新される予定利率により保障のさらなる増加が期待できること、契約日から10年後の予定利率計算基準日直前1カ月間の解約返戻金は契約日に保証され、10年ごとの予定利率更新により解約返戻金の増加が期待できることがポイント。
保障内容は、被保険者が不慮の事故による傷害を直接の原因として、その事故の日から180日以内の第1保険期間中(契約日から5年)に死亡したとき、または被保険者が所定の特定感染症を直接の原因として、第1保険期間中に死亡したとき、基本保険金額に基づき計算される金額または被保険者が死亡した日の解約返戻金額のいずれか大きい金額を災害死亡保険金として死亡保険金受取人に支払う。被保険者が第1保険期間中に死亡した場合で、かつ、災害死亡保険金が支払われないときは、基本保険金額または被保険者が死亡した日の積立金相当額または被保険者が死亡した日の解約返戻金額のいずれか大きい金額を死亡給付金として死亡保険金受取人に支払う。
被保険者が第2保険期間中に死亡したときは、基本保険金額に基づき計算される金額または被保険者が死亡した日の解約返戻金額のいずれか大きい金額を死亡保険金として死亡保険金受取人に支払う。
指定通貨は「円」で、市場価格調整あり。契約年齢範囲は、契約者、被保険者ともに満18~85歳。予定利率は契約時は月に2回(1日・16日)設定し、契約日から10年ごとに予定利率計算基準日の金利環境に応じて設定する。
最低一時払保険料は100万円、最高一時払保険料は第2保険期間開始日の死亡保険金額が年齢別普通死亡保険金額に対応する保険料で、18~24歳2億円、25~65歳3億円、66歳以上2億円に対応する保険料となる。告知書扱い(職業告知のみ)。
予定利率0.90%の場合、死亡保険金率(基本保険金額に対する第2保険期間開始日における死亡保険金額の割合)は、契約年齢が50歳男性の場合106.0%、同女性106.2%、60歳男性105.7%、同女性105.9%、70歳男性105.3%、同女性105.5%。解約返戻率(基本保険金額に対する10年後の予定利率計算基準日直前1カ月間の解約返戻金額の割合)は、契約年齢が50歳男性の場合105.1%、同女性105.2%、60歳男性105.1%、同女性105.2%、70歳男性104.9%、同女性105.1%。