2023.05.30 メットライフ生命 “ふやしながらつかう”コンセプト、一時払個人年金保険「アクティブデザイン」発売
メットライフ生命は5月1日から、定期支払期間10年の米ドル建一時払個人年金保険「アクティブデザイン」(正式名:個人年金保険(米ドル建年金原資重視型23)と同(米ドル建定期支払金重視型23)を全国の金融機関で販売を開始した。
人生100年時代と言われる昨今、セカンドライフもアクティブで充実したものにしたいというニーズが高まっている。メットライフ生命は資産寿命を延ばして将来に備えながら今をしっかり楽しむために「ふやしながらつかう」をコンセプトに「アクティブデザイン」を開発したとしている。
本商品は、契約1年後から毎年、定期支払金を受け取れ、さらに株や債券等を組み入れた指数に連動する仕組みを活用して追加のリターンが期待できる個人年金保険。指数の上昇率に応じた成果を満了時に反映させる「年金原資重視型」〈コース名:満了時判定コース〉と毎年の受取額に反映させる「定期支払金重視型」〈コース名:毎年判定コース〉の二つのタイプを用意した。いずれも、死亡給付金額や解約返戻金額を抑制することで年金原資額を充実させる仕組みとなっており、契約から満了時までの受取総額は、米ドル建で一時払保険料を上回る。
「年金原資重視型」では 定期支払金として契約1年後から米ドル建で毎年一定額(基本給付金額×5%)を支払う(計9回)。また、年金支払開始日に参照指数の最大上昇率をもとに指数連動年金原資を計算(基本給付金額×定期支払期間中の参照指数の最大上昇率×連動率(100%))し年金原資を増やし、10年後の受取総額(定期支払金累計額と基本年金原資と指数連動年金原資の合計)が米ドル建で一時払保険料を上回るようにする。
「毎年判定コース」では、契約1年後から米ドル建で基本定期支払金(基本給付金額×5%)と前年の基準日からの参照指数の上昇率をもとに計算する指数連動定期支払金(基本給付金額×1年間の参照指数の上昇率×連動率(50%))の合計を定期支払金として支払う(計9回)。10年後の受取総額(指数連動定期支払金累計額+基本定期支払金累計額+年金原資)が、米ドル建で一時払保険料を上回るようにする。
いずれのコースも満了時の年金原資(米ドル建)は、年金または一括での受け取りが選択できる。また、終身保険への移行もでき、顧客のライフプランに合わせた対応が可能だ。終身の年金であれば、定期支払金の受け取り期間と併せて、一生涯にわたって資金を確保することもでき、終身保険への移行であれば、一生涯にわたって保障を継続することができる。
どちらのコースも年金支払開始日前に被保険者が死亡したときは、基本給付金額からすでに支払った基本定期支払金(「年金原資重視型」では定期支払金)およびすでに支払うことの確定した基本定期支払金(「年金原資重視型」では定期支払金)の合計額を差し引いた額の死亡給付金を支払う。定期支払期間を通じて、死亡給付金は積立金よりも少ない金額となる。また、年金支払開始日以後に被保険者が死亡したときに支払う死亡一時金は、確定年金の場合は年金支払期間中の未払年金の現価となり、死亡時保障金額付終身年金の場合は、死亡時保証金額(年金原資からすでに支払った年金およびすでに支払うことの確定した年金の合計金額を差し引いた額)を支払う。