2023.05.02 三井住友海上あいおい生命、三井住友海上プライマリー生命 変額保険(有期型)「しあわせつみたて」発売、簡便な健康告知で資産形成と万一の備え
三井住友海上あいおい生命と三井住友海上プライマリー生命は、将来に向けた資産形成を計画的に行いながら、万一の際の死亡・高度障害状態にも備えることができる変額保険(有期型)「しあわせつみたて」を協働で企画・開発し、4月から三井住友海上あいおい生命の再受託代理店を通じて販売を開始した。
人生100年時代において「長期・積立・分散」投資による資産形成への社会的関心が高まっており、iDeCo、NISAなど資産形成型の金融商品が普及するなど、「貯蓄から投資」への流れが加速している。こうした中、両社は分散投資で長期にわたり資産形成を行いながら、生命保険ならではの機能によって万一の場合の保障を確保し、保険期間満了時には満期保険金を受け取れる同商品を開発したとしている。
「しあわせつみたて」では、被保険者が死亡または高度障害状態に該当した場合に死亡・高度障害保険金を支払う。死亡・高度障害保険金額は、基本保険金額または保険金の支払事由が生じた日の積立金額のいずれか大きい額となり、特別勘定の運用実績にかかわらず、基本保険金額を最低保証する。
特別勘定は、国内外の株式や債券等を投資対象とする10種類から一つまたは複数を指定。複数指定する場合は、各特別勘定への配分割合を1%単位で指定できる。特別勘定の積立金は他の特別勘定にスイッチング(積立金の移転)ができるほか、各特別勘定の積立金の割合はあらかじめ設定した配分割合に自動的に調整(オート・アセット・リバランス:積立金配分自動調整制度)することができる。
被保険者が保険期間満了時に生存している場合、保険期間満了日の積立金額を満期保険金として支払う(満期保険金に最低保証はない)。満期保険金は一時金での支払いとなるが、特約を付加することで年金での受け取りも可能。
保険料払込免除特約「&そなえぷらす」を付加すると、保険料払込期間中に3大疾病(悪性新生物〈上皮内ガンは除く〉、心疾患、脳血管疾患)により被保険者が所定の状態に該当した場合、将来の保険料の払い込みを免除する。保険料の払い込み免除後も保障や運用は継続するため、将来の経済的リスクに備えながら資産形成を行うことができる。
契約の際の健康告知は、三つまたは四つ(保険料払込免除特約を付加する場合)の質問に対し該当する項目がなければ契約できる。
基本保険金額は最低200万円から最高は契約年齢に応じて500万円~4000万円まで10万円単位で設定できる。
毎月の保険料は定額で月々5000円から。保険料建ての場合、毎月の払込保険料を最低5000円から1000円単位で設定できる。
保険料払込プランは、月払プラン、半年払プラン、年払プラン、前納から選択する。