2023.02.03 アイアル少短・PayPayほけん 1Dayほけん第2弾 薬の処方・入院で保険金、「インフルエンザお見舞い金保険」発売、提供開始3日で加入1万件突破

住友生命は、住友生命グループ子会社のアイアル少額短期保険、Zホールディングス㈱、Zフィナンシャル㈱、PayPay㈱、PayPay保険サービス㈱と、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内の「PayPayほけん(1dayほけん)」ミニアプリ専用商品として、1月11日から「インフルエンザお見舞い金保険」の提供を開始した。引受けはアイアル少短。インフルエンザに罹患(りかん)し、病院等で抗インフルエンザ薬を処方されたときおよび入院したときに見舞い金を支払うもので、薬を処方された段階で保険金を支払うというインフルエンザに特化した保険商品は業界初だという。PayPay保険サービスほかは1月13日、同保険の加入件数が1月11日の発売後、3日間で1万件を突破したと発表した。

顧客ニーズが多様化しデジタル化が加速する中、住友生命グループは顧客の生活シーンに合わせたシンプルで分かりやすい商品として、昨年4月にPayPayほけん専用商品として「熱中症お見舞い金保険」を発売。同商品は簡単な申込操作で日常のリスクに備えられる商品性が好評で、半年で6万件を超える申し込みがあったという。
今回の「インフルエンザお見舞い金保険」は同様のコンセプトの下、PayPayほけん専用商品の第2弾としてアイアル少短が開発、提供を開始したもので、インフルエンザA型またはB型に罹患し、病院等で抗インフルエンザ薬(タミフル等)を処方されたときに治療保険金を、1泊2日以上の入院をしたときに入院保険金を支払う保険となっている。2回の罹患を支払限度とし、保険期間中に支払限度回数に到達した保険契約は失効となる。
保険期間は、22年度は1月21日~4月30日の期間で1カ月~3カ月から選択、翌年度以降は10月1日~翌年4月30日の期間で1カ月~7カ月から選択(予定)としている。
同保険の主な特長は、①薬代等の経済的負担に備えることが可能②申し込みが簡単③リーズナブルな保険料④最短で請求日当日に支払い―の4点。
インフルエンザに罹患した際には、薬代、重症化した時の入院代等の経済的負担も発生するが、同保険ではそうした経済的負担に備えることができる。申し込みはPayPayアプリで簡単に行うことができ、PayPayアプリ上で本人確認が完了している場合は、氏名などの入力もなくスムーズに申し込みが完了する。また、一度の申し込みで家族の保障も同時に加入できるため、受験を控える家族や小さな子どもがいる家庭内での感染にも備えられる。保険料は1カ月250円(20歳以上の場合)からとリーズナブルで、「PayPayポイント」をはじめとする「PayPay残高」で支払うことができる。保険金請求は、PayPayアプリから医療機関発行の領収証・診療明細書、薬局発行の領収証・調剤明細書をアップロードすることで完了し、最短で請求日当日に指定の口座に支払いを受けることができる。
プランは、治療保険金3000円、入院保険金3万円の「お手軽プラン」、治療保険金5000円、入院保険金3万円の「基本プラン」、治療保険金7000円、入院保険金3万円の「安心プラン」がある。
月額保険料は、「お手軽プラン」が10~14歳600円、15~19歳380円、20~99歳250円。「基本プラン」が10~14歳850円、15~19歳500円、20~99歳310円。「安心プラン」が10~14歳1090円、15~19歳620円、20~99歳360円。
1月13日のZホールディングス、Zフィナンシャル、PayPay、PayPay保険サービスの発表によると、加入件数1万件突破時の被保険者の傾向としては、特に30代~50代で夫婦や親子など家族と共に加入する傾向が見られたという。保障内容は治療保険金額が最大額(7000円)支払われる「安心プラン」への加入が最も多く、保険期間は最長の4月までの加入が最も多くみられたことから、インフルエンザの感染リスクに際し、より安心して長い期間備えておきたい被保険者が多いことが分かったとしている。