2022.10.04 あいおいニッセイ同和損保 ペット保険「ワンにゃんdeきゅん」発売、火災・自動車等契約者にはセット割引5%も

あいおいニッセイ同和損保は9月13日、ペットのケガや病気の未然防止につながる獣医師への無料相談サービスや、万一の場合にペットの治療費の最大90%を補償するなど、ペットと飼い主のための新たな保険「ワンにゃんdeきゅん」を10月(2023年1月以降保険始期分)から発売すると発表した。同社の販売ネットワークを最大限に生かし、代理店・扱者による丁寧な説明によって顧客に合ったプランを提案し、販売にあたる。

日本では約1600万頭の犬や猫が家族の一員として暮らしており、今後も単身世帯の増加や世帯人数の減少により、ペットと暮らす家庭が増加することが予想されている。その一方で、ペット保険の普及率は約10%にとどまっており、ペットの健康を守るためにはペット保険のさらなる普及が急務となっている。また、今年6月には改正動物愛護管理法が施行され、適正な飼育や健康の保持に関する規制強化が行われるなど、これまで以上にペットの健康に注目が集まっている。
こうした背景などを踏まえ、同社はより多くのペットが適切な医療を受けられるよう、ペット保険の普及を目指し、同社代理店・扱者による対面での商品説明等を実現した「ワンにゃんdeきゅん」を販売するに至ったとしている。
同商品の補償は、選択された保険金支払割合に応じて支払限度額が決定する。保険金支払割合が90%の場合の支払限度額は入院・手術90万円、通院36万円、同70%の場合は入院・手術70万円、通院28万円、同50%の場合は入院・手術50万円、通院20万円。限度額までなら保険期間中は保険金の支払い回数は無制限で、1回当たりの限度額はない。プランにより保険金支払割合や通院補償の有無を選択することができる。また、葬祭費用の補償として、ペットが死亡したことにより日本国内で支払った葬祭費用を3万円まで補償する「葬祭費用補償特約」を新設。同特約は、保険始期日時点でペットの年令が満10歳までの契約にセットすることができる。
付帯サービスは、①ペットのケガや病気に加え病気予防・健康維持のポイントの相談②最寄りの動物病院・夜間診療の紹介や動物病院での診断内容・治療内容に関する相談③しつけ・行動、食事やおやつの与え方に関する悩み相談―などについて、24時間365日、無料で獣医師に電話相談ができる「ワンにゃん相談ダイヤル」を提供。
保険料割引制度として、「タフ・クルマの保険」「タフ・すまいの保険」などの同社商品にすでに加入している顧客が、同一の代理店・扱者で契約する場合に、保険料を5%割引くセット割引を適用する。
募集に当たっては、従来はウェブを介して保険募集(au損保と共同で引受け)を行っていたが、本商品では同社代理店・扱者が対面で顧客に十分な商品説明を行った上で、顧客の意向に沿った最適なプランを提案する。
保険金請求は、スマートフォン等で簡単に請求ができるアプリ(同社と㈱アニポスが業務提携して提供するペット保険請求アプリ「アニポス」)を提供。同アプリで保険金を請求する場合、電話による事故の報告や書類の郵送は不要となる。
保険料例として、保険期間1年間、保険金支払割合90%、通院補償あり、葬祭費用あり、保険料払込方法一時払の場合、▽トイ・プードル等=0歳3万3560円、2歳2万9120円、5歳4万1890円、7歳6万4720円▽フレンチ・ブルドッグ等=0歳5万7450円、2歳5万710円、5歳6万8580円、7歳9万9890円▽ゴールデン・レトリーバー等=0歳6万9600円、2歳5万9500円、5歳8万3240円、7歳12万1890円▽猫=0歳2万9380円、2歳2万7400円、5歳3万6700円、7歳4万7050円―としている。