2022.06.20 チューリッヒ生命 終身医療「プレミアムZ」発売、健康還付給付金特約新設、保険料払込免除範囲拡大
チューリッヒ生命は、6月15日から新商品として「終身医療保険プレミアムZ」(正式名称:無解約払戻金型終身医療保険〈Z03〉)ならびに、同商品に女性総合疾病特約を付帯した「終身医療保険プレミアムZ Lady」の販売を開始した。これまでの「終身医療保険プレミアムDX」「終身医療保険プレミアムDX Lady」に特約を新設し、リニューアルを実施したもので、これまでの商品は新商品発売をもって販売を終了した。
「終身医療保険プレミアムZ」は主契約に加え13種類の特約の中からニーズに合わせて自由な商品設計ができる終身型の医療保険。今回、特約の新設とリニューアルを実施することで保障内容をより充実させるとともに、低廉な保険料との両立を実現したとしている。
新商品で新設された特約は「健康還付給付金特約」で、被保険者が健康還付給付金支払基準日の前日末まで生存し、かつ10日以上の入院に対する主契約の入院給付金が支払われなかったときに入院給付日額の10倍の金額を支払う。顧客ニーズに応じて、同支払基準日の型は「3年型」「5年型」から選択できる。
また、「特定疾病保険料払込免除特約(Z02)」で、疾病範囲や免除事由を拡大した。旧商品は「ガン(悪性新生物)」「脳卒中」「急性心筋梗塞」において所定の状態となった場合に「以後の保険料払込みを免除」としていたが、新商品では、「ガン(上皮内新生物を含む)」「心疾患」「脳血管疾患」も対象にした。保障範囲の型はⅠ型もしくはⅡ型のいずれかを指定する必要があり、Ⅰ型は、①ガンと診断確定されたとき②所定の急性心筋梗塞または脳卒中を発病し、その治療のため、1日以上の入院をしたとき、または所定の手術を受けたとき③所定の急性心筋梗塞以外の心疾患または脳卒中以外の脳血管疾患を発病し、その治療のため、継続20日以上の入院をしたとき、または所定の手術を受けたとき―、Ⅱ型は、①ガンと診断確定されたとき②所定の心疾患または脳血管疾患を発病し、その治療のため、1日以上の入院をしたとき、または所定の手術を受けたとき―となっている。
「終身医療保険プレミアムZ」では、主契約で入院給付金、手術給付金、放射線治療給付金、骨髄ドナー給付金を保障し、特則で死亡給付金を保障する。前記以外の特約に、「8大疾病延長入院特約」「ストレス性疾病延長入院特約(Z03)」「入院一時金特約(Z02)」「退院後通院特約(Z03)」「先進医療・患者申出療養特約」「特定疾病一時金特約」「ガン診断特約(Z04)」「抗がん剤治療特約」「入院給付金免責日数60日特約」「収入サポート特約」があり、また、「終身医療保険プレミアムZ Lady」に付加する「女性総合疾病特約」には7種類の給付金等がある。
保険料例(月払)は、シンプルプラン〈終身払〉で、入院給付日額5000円(60日型)、手術給付金等の型:Ⅰ型10倍、先進医療・患者申出療養特約付加の場合、30歳男性1004円、同女性1019円、40歳男性1344円、同女性1164円、50歳男性1949円、同女性1554円。しっかりプラン〈終身払〉で、入院給付日額5000円(60日型)、手術給付金等の型:Ⅱ型、先進医療・患者申出療養特約付加、入院一時金特約(Z02):5万円、退院後通院特約(Z03)Ⅰ型:5000円、特定疾病一時金特約(Ⅱ型・同額型):50万円付加の場合、30歳男性3194円、同女性2914円、40歳男性4494円、同女性3564円、50歳男性6789円、同女性4809円。