2022.05.24 明治安田生命 がん検診異常なしで給付金支給、「ベストスタイル健康キャッシュバック」発売、長期治療にも対応した保障提供
明治安田生命は6月2日から「みんなの健活プロジェクト」の新商品として、「ベストスタイル健康キャッシュバック」を発売する。「ベストスタイル」「メディカルスタイルF」(正式名称:5年ごと配当付組立総合保障保険)に新たな特約「がん検診支援給付金付女性がん保障特約」を付加するもので、がん検診で「異常なし」の場合にキャッシュバックとして「がん検診支援給付金」を支払うのは、業界初(2022年4月現在、同社調べ)。がんに罹患(りかん)した場合も一時金と無制限の治療給付金を支払う保障を提供する。また、同特約の発売と併せて、「入院初期一時金給付特約」も発売。
「がん検診支援給付金付女性がん保障特約」は「がん検診支援給付金」「女性がん診断保険金」「女性がん・上皮内新生物診断保険金」「女性がん治療給付金」を支払う。
「がん検診支援給付金」は、がん早期発見のためがん検診をきっかけとした給付を設定し、国が推奨するがん検診の受診率向上に向けた啓発を行うことで女性の「健康増進」を応援するもの。被保険者が対象期間満了時に生存し、①同特約から女性がん診断保険金、女性がん・上皮内新生物診断保険金のいずれも対象期間中に支払われていない②対象期間中に乳がん検診または子宮頸がん検診のいずれか一つ以上を受診し、その結果異常指摘がない③検診結果を明治安田生命に提出している―場合に、2保険年度につき1回、契約者に対して2万円を支払う。支払限度はない。「対象期間」は、契約の責任開始日または年単位の契約応当日から起算した2年ごとの各期間。
また、同特約では、がんに罹患した場合でも入院・手術前の治療から再発予防のための長期にわたる治療費までサポートする。
「女性がん診断保険金」は、被保険者が責任開始日から90日経過後に女性特定のがんと診断されたときに被保険者に対して1回目を支払い、直前に支払われた女性がん診断保険金の支払事由該当日から2年経過後に女性特定のがん(再発・転移含む)と診断されたときに2回以降を支払う。2年経過後の再発については支払制限はない。
「女性がん・上皮内新生物診断保険金」は、被保険者が責任開始日から90日経過後に女性特定のがんまたは女性特定の上皮内がんと診断された時、がん保険金額×10%の保険金を1回支払う。
「女性がん治療給付金」は、責任開始日から90日経過後に発病した女性特定のがん、または女性特定の上皮内がんの治療を直接目的とした保険適用となる所定の抗がん剤、ホルモン剤または分子標的薬による薬物治療のための入院または通院をしたとき、月1回5万円を支払う。支払限度はない。
契約年齢範囲は満20~80歳で、保険期間は10年(更新型)。保険金額の範囲は、がん保険金額50~200万円(10万円単位)。
保険料例は、月掛・口座振替料率・高額割引非適用(Cランク)でがん保険金額100万円の場合、20歳1148円、30歳1399円、40歳1936円、50歳2158円、60歳2138円。
同時に発売する「入院初期一時金給付特約」は、「ベストスタイル(Jr.)」または「メディカルスタイルF(Jr.)」に付加できる。被保険者が責任開始時以降に発病した疾病、または発生した傷害を直接の原因とした入院をした場合に「入院初期一時金(5万~10万円)」を最大30回まで支払うもの。
明治安田生命は6月から、加入者専用サービス「みんなの健活サービス」のラインアップを拡充し、新たに四つの女性向けヘルスケアサービスの提供も始める。新サービスの提供により、日々の温度リズムの変化に伴う「ココロとカラダの悩み」や、女性特定のがんの早期発見、がん罹患後のQOL維持等、女性特有の健康に関する不安や課題の解決をサポートするとしている。
新たに追加されるヘルスケアサービスのうち、温度リズム自動計測サービス「わたしの温度」は健康増進のためのサービスで、トッパン・フォームズ㈱が提供し、生理周期を計測・管理することで、妊活やダイエット等に効果的に取り組めるとともに、その日のココロとカラダの状態を知ることで、日々のパフォーマンスやQOL向上に役立てられるもので業界初(同社調べ)。その他に、健康増進のためのサービスとして「女性特有疾病リスク予測」、予防・早期発見のための「検診予約サービス」、治療・予後のための「アピアランスケア」が追加される。