2022.03.09 チューリッヒ生命 「定期保険プラチナ」発売、葬儀費用等幅広いニーズに対応、50歳から80歳まで加入可能

チューリッヒ生命が3月2日から有期型の死亡保険「定期保険プラチナ」(正式名称:無解約払戻金型定期保険(Z03))の販売を開始した。「定期保険プラチナ」は、50歳から80歳までの人が加入可能な死亡保険で、保険金額を100万円~3億円まで選択でき、顧客の幅広いニーズに合わせた商品設計を可能にする。また、「特定疾病保険料払込免除特約」を付加することで、3大疾病(がん、所定の心疾患または脳血管疾患)や5大疾病(がん、所定の心疾患・脳血管疾患、所定の肝疾患または所定の腎疾患)を直接の原因として所定の事由に該当した場合に、以後の保険料の払込みが不要になるのが特長。

 「定期保険プラチナ」は、保険期間が10年更新または60歳、65歳、70歳、90歳満了から選択が可能で、顧客のニーズに応じて保険期間を設定することができる。保険金額は、90歳満了で100万円~3億円、10年更新または60歳・65歳・70歳満了で200万円~3億円まで設定でき、顧客のニーズや状況に合わせることができる。
 特定疾病保険払込免除特約は、がん、心疾患、脳血管疾患が対象の「3大疾病型」と3大疾病に加えて、肝疾患と腎疾患が対象になる「5大疾病型」のいずれかを選択できる。
 各疾患の詳細な事由は、がん(上皮内新生物含む)については、責任開始日からその日を含めて90日以内に診断確定された場合が対象となる(90日以内に診断確定した場合の90日経過後の再発・転移等と認められる場合は対象外)。
 心疾患については、急性心筋梗塞で入院または手術をした場合に加えて、急性心筋梗塞以外の心疾患で継続20日以上の入院または手術。脳血管疾患については、脳卒中で入院または手術をした場合に加えて、脳卒中以外の脳血管疾患で継続20日以上の入院または手術が対象になる。肝疾患や腎疾患については、継続20日以上の入院および手術をした場合が対象になる。
 その他の取り扱い内容は、保険料払込期間は、10年更新もしくは、60歳・65歳・70歳・90歳で保険期間と同様。保険料払込方法は、月払・年払。販売チャネルは、募集代理店や金融機関、インターネット、通信販売を予定している。
 保険料例は、保険金額100万円、保険期間・保険料払込期間90歳満了の場合、満50歳男性1307円(同女性は設定なし)、満60歳歳男性2229円、同女性1306円、満70歳男性4053円、同女性2295円。
 保険金額100万円、災害保険金額100万円、特定疾病保険料払込免除特約(5大疾病型)付加、保険期間・保険料払込期間90歳満了の場合、満50歳男性1713円、同女性1027円、満60歳男性3100円、同女性1673円、満70歳男性5841円、同女性2986円となっている。
 高齢化社会の進展に伴い子育てがひと段落した後のミドル層(50代以上)の世代で、遺族の生活費用への備え以外にも、自身の葬儀費用などに備えるといったニーズが高まっていることが開発背景。
 同社では、2013年以降に革新的な保障性商品の「プレミアム」シリーズを数多く生命保険市場に投入したことで、保有契約件数を伸ばしている。今後も、21年4月の日本法人移行を機に顧客から一層信用・信頼を得る保険会社を目指すとしている。