2022.02.07 チャブ保険 業務災害安心総合保険で新特約、所定の疾病で一時金補償
チャブ保険は1月13日から、業務災害安心総合保険GPA Proの新たな特約として、特定の疾病により所定の要件を満たした場合に一時金を支払う「三大疾病一時金支払特約」「七大疾病一時金支払特約」「九大疾病一時金支払特約」―以上三つの特約の販売を開始した。
今回発売した「三大疾病一時金支払特約」「七大疾病一時金支払特約」「九大疾病一時金支払特約」は、同社が損保業界で初めて(発売時点、同社調べによる)業務災害保険の特約として販売するもので、企業の「人材確保」「人手不足の解消」「福利厚生の充実化」等をサポートするもの。
同社の業務災害安心総合保険GPA Proは、従業員のケガに対する補償(労災上乗補償)と企業の使用者としての賠償責任に対する補償(企業防衛リスク)を提供する保険で、2015年から販売を開始し、幅広い補償とリーズナブルな保険料で好評を得ているという。19年から疾病に対する入院・休業補償(従業員の福利厚生)にも対応を始めていたが、今回新たに、特定の疾病に対する一時金補償を提供することによって、「従業員の治療と仕事の両立支援」という企業のニーズにも対応できるようにしたとしている。
「三大疾病一時金支払特約」は、①がん②心疾患③脳血管疾患―が補償対象となり、がんでは、▽初めて“がん”と診断された場合▽保険金の支払いが2回目以降の場合は5日以上入院した場合―に保険金を支払う。心疾患、脳血管疾患はどちらも5日以上入院した場合に保険金を支払う。
「七大疾病一時金支払特約」は、「三大疾病一時金支払特約」の補償に加え、④高血圧性疾患⑤慢性腎臓病⑥肝硬変⑦糖尿病―が補償対象となり、慢性腎臓病、肝硬変は入院を開始した場合、高血圧性疾患と糖尿病は20日以上入院した場合にそれぞれ保険金を支払う。
「九大疾病一時金支払特約」は、「七大疾病一時金支払特約」の補償に加え、⑧慢性膵炎⑨ウイルス性肝炎―が補償対象となり、どちらも入院を開始した場合に保険金を支払う。
各特約の保険料は業種により異なるが、年齢、性別での差はないという。また、契約時の健康告知は、一括/個別ともに不要とのこと。
「三大疾病一時金支払特約」保険金額10万円、小売業の場合の保険料例として、1人1カ月約340円が示されている。