2021.10.08 アクサ生命 変額保険「ユニット・リンク定期」発売、死亡保障を合理的な保険料で提供
アクサ生命は10月1日、「アクサの『保障重視』の変額保険 ユニット・リンク定期」(正式名称:ユニット・リンク保険(定期型)、以下、ユニット・リンク定期)を発売するとともに、「ユニット・リンク保険(有期型)」、「ユニット・リンク介護保険(終身移行型)」に付加することができる「アクサの保険料払込免除特約ワイドケア」(正式名称:3大疾病保険料払込免除特約および7大疾病保険料払込免除特約、以下、ワイドケア)の販売を開始した。
「ユニット・リンク定期」は定期保険型のユニット・リンク保険で、変額保険の特長を生かして死亡保障を合理的な保険料で提供することを可能としたもの。死亡保険金を法人顧客の場合は経営リスクへの備え、個人顧客の場合は長期保障などとして活用できることが特長。
被保険者が保険期間中に死亡したときは、基本保険金額または死亡した日の積立金額のいずれか大きい金額を死亡保険金として支払う。高度障害保険金、満期保険金はないが、ケガまたは疾病を原因として高度障害状態に該当したとき、または不慮の事故によるケガを原因として事故の日からその日を含めて180日以内に障害状態に該当したときは保険料払込免除となる。なお、特別勘定の資産の運用実績が良好で、保険期間満了時に積立金があり、かつ被保険者が生存している場合には、契約者に積立金を支払う。
契約年齢は15歳~75歳、保険期間は年満了で10年・15年・20年・25年・30年、歳満了で60歳~80歳・85歳。「ユニット・リンク保険(有期型)」「ユニット・リンク介護保険(終身移行型)」同様、10種類の特別勘定を用意している。
保険料例(口振月払保険料)は、保険期間・保険料払込期間70歳満了、基本保険金額1000万円の場合、30歳男性3790円、同女性3180円、40歳男性4760円、同女性3770円、50歳男性6400円、同女性4680円となっている。
「ユニット・リンク保険(有期型)」と「ユニット・リンク介護保険(終身移行型)」に付加できる保険料払込免除特約の「ワイドケア」は、3大疾病(ガン〈上皮内ガン除く〉、急性心筋梗塞、脳卒中)に罹患し所定の要件に該当した場合に以後の保険料の払込を免除する3大疾病保険料払込免除特約と、7大疾病(3大疾病に加え糖尿病、高血圧性疾患、肝硬変、慢性腎臓病)に罹患した場合に以後の保険料の払込を免除する7大疾病保険料払込免除特約の2タイプがある。この特約を付加することで、保障と資産形成の機能を保険料負担なくそのまま継続することができる。中途付加・中途解約の取り扱いはなく、保険料払込免除特約付加の有無によって特別勘定への繰入額に変更が生じることはない。
人生100年時代を迎え、顧客のライフマネジメント(R)には自助の必要性が広く認識される社会となっている。一方で「働き盛り」の顧客にとっては、年齢を重ねるにつれて生活習慣病に罹患する確率は飛躍的に上昇していく。万一、生活習慣病に罹患したときには、場合によっては就労継続が困難になり、収入減少等によって長期的なライフマネジメント(R)の根本的見直しを余儀なくされることがある。同社ではこのような「働き盛り」の顧客の不安の声に応えるため、同特約を発売することとした。
2009年1月に販売を開始した「ユニット・リンク保険(有期型)」は、保険本来の目的である「死亡保障」への備えと長期分散積立投資による「資産形成」機能を両立させたものとして、顧客の保障と資産形成の両面のニーズに応えてきた。また、高まる介護ニーズを背景に、19年9月からは「ユニット・リンク介護保険(終身移行型)」を販売。両商品の合計保有契約件数は80万件を超えているという(21年8月末時点、同社発表による)。
保険料例(口振月払保険料)は、「ユニット・リンク保険(有期型)」で、保険期間・保険料払込期間65歳満了、基本保険金額1000万円、3大疾病保険料払込免除特約付加時の場合、30歳男性で1万8700円、同女性1万8460円、40歳男性で2万9240円、同女性2万8950円、50歳男性で5万5410円、女性5万4440円。7大疾病保険料払込免除特約付加時の場合、30歳男性1万9640円、同女性1万9350円、40歳男性3万640円、同女性3万150円、50歳男性5万7730円、同女性5万6110円となっている。