2021.06.28 日本生命 「“収NEW1(シュウニューワン)”」発売へ、入院継続時に収入減をサポート
日本生命は7月2日から、「ニッセイみらいのカタチ」の新しいラインアップとして「入院継続時収入サポート保険“収NEW1(シュウニューワン)”」を発売する。所定の入院が14日以上継続した場合、給付月額の6倍を「収入サポート給付金」としてまとめて一時金で支払うもので、被保険者は入院に伴う収入減少に備えることができる。「収NEW1(シュウニューワン)」という販売愛称には、「一時金(1)で受け取れる、新しい、入院(NEW)に伴う収入(収)サポート保険」という意味が込められている。
「収入サポート給付金」の支払事由は、①傷病または骨髄幹細胞の採取術のため、1日以上の入院をしたこと②継続入院につき①の入院日数が14日に達したこと―をともに満たしたときで、支払限度は10回まで。給付月額15万円の場合、90万円の一時金の支払いとなり、最大900万円まで保障することになる。
契約年齢範囲は15歳~75歳、保険期間は5年~65年、保険料払込期間は全期払、保険料払込回数は月払・年払、解約払戻金なし、特約は保険料払込免除特約が付加可能。
同商品の被保険者は、専門医(BEST Doctors in JapanTM)の中から治療やセカンドオピニオンの取得に適した日本の医師を無料で紹介する「ベストドクターズ(R)・サービス」を利用できる。
給付月額15万円、月払・口座振替扱、保険料払込期間10年、保険料払込免除特約付加なしの場合の保険料例は、20歳男性1545円、同女性1830円、30歳男性1875円、同女性2205円、40歳男性2700円、同女性2310円、50歳男性4935円、同女性3465円となっている。
病気やケガの症状によっては一定期間の入院を要する場合があり、生命保険に関する調査によると、世帯主が入院等により就労不能となった場合に対する経済的備えについて、約7割が「不安」と回答している(生命保険文化センター調べ)。また、2~3週間程度の入院をした人のうち約6割の人が入院前よりも収入が減少しており、その主な理由として「入院中に仕事ができない」「通院等による勤務時間の制限や欠勤」等が挙げられる。収入減少の程度は平均で約44%減少しており、入院する前の収入に回復するまでの期間は、約4割が「3カ月以上」と回答している(ニッセイ基礎研究所調査)。このような背景から、同社は入院に伴う収入減少をカバーできるよう同商品を開発した。