2021.04.02 ネオファースト生命 女性特有の病気の保障を充実、「ピタッとレディ」発売

 ネオファースト生命は4月1日、女性の顧客向けに「ピタッとレディ」(正式名称:無解約返戻金型女性疾病保障保険)の販売を開始した。①女性に多い病気への備えを充実②妊娠中(妊娠21週目まで)でも加入でき切迫早産などの異常妊娠や異常分娩(帝王切開を含む)に備えることができる③健康状態を維持すると5年ごとに健康給付金④特約で産後うつ(産褥(じょく)期うつ状態)や適応障害など、日常生活や社会生活でのさまざまなメンタル疾病に備えることができる―といった点がポイントとしている。なお、同社では、同日から「ネオdeいりょう」の改定も実施した(後日詳報)。  ネオファースト生命は「ピタッとレディ」について、女性特有の悩みに寄り添い、必要なときに、必要な保障・サービスを届けるというコンセプトで開発したとしている。コンセプト検討に当たり、情報サイト「ママびより」を展開する㈱カラダノートの協力の下で実施したアンケート調査では、妊産婦の保障ニーズについて、緊急帝王切開等への不安、産前産後のこころの不安が目立ったという。  「ピタッとレディ」では、主契約で女性疾病入院一時給付金、女性特定手術給付金、乳房再建給付金を支払う。  女性疾病入院一時給付金は、がんや女性特有の病気や女性に多い病気の治療を目的として入院した場合に女性疾病入院一時給付金額を支払う。支払回数は通算50回が限度。ただし、直前の女性疾病入院一時給付金が支払われることとなった日からその日を含めて180日間については支払われない。  女性特定手術給付金は、「乳がんによる乳房の観血切除術」について各乳房につき女性特定手術給付金額の3倍の額を、「乳がんによる乳房にかかわる手術」について女性特定手術給付金額を、「子宮摘出術」について女性特定手術給付金額の3倍の額を、「卵巣摘出術」について女性特定手術給付金額の3倍の額を、「子宮または子宮附属器にかかわる手術」について女性特定手術給付金額を、それぞれ支払う。  乳房再建給付金は、乳がんによる乳房の観血切除術を受けた乳房について、乳房再建手術を受けたときに女性特定手術給付金額の10倍の額を一乳房につき1回限り支払う。  また、5年間の保険期間中に女性疾病入院一時給付金や女性特定手術給付金、乳房再建給付金の支払いの対象となる入院や手術がなかったときに健康給付金として女性疾病入院一時給付金額を支払う(保険期間満了時に被保険者が生存している場合)。  保険期間は5年で、保険期間満了時に自動更新する。ただし、更新後の保険期間の満了日の翌日の被保険者の年齢が60歳を超える場合には、更新を取り扱わない。  そのほか、メンタル疾病保障特約を付加することができ、メンタル疾病を発病し、かつ医師によって診断されたときに基準給付金額のメンタル疾病診断給付金を支払う。さらにメンタル疾病の治療を目的として継続して30日以上入院したときに、メンタル疾病入院療養給付金として基準給付金額の10倍の額を支払う。  女性疾病入院一時給付金額10万円、女性特定手術給付金額10万円、保険期間(保険料払込期間)5年の保険料例(月払)は、20歳加入時3059円、25歳加入時3305円、更新時3243円、30歳加入時3493円、更新時3386円、35歳加入時3523円、更新時3427円、40歳加入時3545円、更新時3504円。  メンタル疾病保障特約の保険料例(月払)は、基準給付金額5万円で、20歳840円、25歳902円、30歳859円、35歳842円、40歳844円となる。同じ年齢の場合、加入時・更新時の保険料は同額。  ネオファースト生命では、商品やサービスを通じて、 顧客一人一人のWellness(ウェルネス:同社の定義は、病気ではない状態であるヘルス(健康)を「基盤」として、豊かな人生や自己実現に向けて、何かに没頭・熱中している、生きがいを見つけているなど、心身の充実を感じている状態のこと)の実現に向けたサポートをさまざまな形、接点で届けるよう取り組んでいくとしており、今回の商品はその第1弾としている。