2021.03.04 はなさく生命 「はなさく収入保障」を発売、障害・介護保障プランは年金と一時金[2021年3月1日]

 はなさく生命は3月1日から、保険ショップを中心とする代理店を通じて、死亡・高度障害状態を毎月の年金でサポートする収入保障保険「はなさく収入保障」(正式名称:収入保障保険(無解約払戻金型))の販売を開始した。障害・介護保障特則を適用するプランでは、所定の身体障害状態や要介護状態に該当した場合の生活費等も年金と一時金でサポートする保険となっている。
 「はなさく収入保障」は主契約に、基本プランと障害・介護プランがある。
 基本プランは、契約者が死亡した場合に収入保障年金を同年金受取人に支払い、所定の高度障害状態になったときに高度障害年金を被保険者に支払うもの。被保険者が死亡したとき、残された家族の生活等を毎月の年金でサポートする保険で、保険期間の経過とともに、生活費の総額が減少していくのに合わせ、受取総額も徐々に減少していく合理的な仕組みとなっている。
 年金は、第1回の年金の支払基準日から保険期間満了日の翌日までの期間を年金支払期間として契約した年金月額を毎月支払う。契約年齢範囲は20歳~70歳。保険期間は10年以上で、45歳から70歳までは1歳刻み満期、75歳満期、80歳満期が設定できる。年金支払保証期間として2年ないし5年が選択できる。
 契約時の被保険者の喫煙状況や体格(BMI)、血圧値等の健康状態等に応じて、「非喫煙者健康体料率」「非喫煙者標準体料率」「喫煙者健康体料率」「標準体料率」のいずれかを適用し、「非喫煙者健康体料率」「非喫煙者標準体料率」「喫煙者健康体料率」は「標準体料率」よりも割安となる保険料率となる。
 障害・介護プランは、「障害・介護保障特則」を適用し、契約者が死亡した場合に収入保障年金を支払う他に、障害・介護年金と障害・介護一時給付金を被保険者に支払うプランとなっている。契約年齢範囲は20歳~64歳までとなる。障害・介護年金は、①所定の高度障害状態になったとき②身体障害者福祉法に定める障害の級別の1級、2級、3級または4級の障害に該当し、身体障害者手帳を交付されたとき③公的介護保険制度による要介護1以上に該当していると認定されたとき―に支払うもので、年金支払の取扱いは収入保障年金と同様。また、障害・介護一時給付金は、①身体障害者福祉法に定める障害の級別の5級または6級の障害に該当し、身体障害者手帳を交付されたとき②障害・介護年金の支払事由の①②③のいずれかに該当したとき―に被保険者に年金月額×6の金額を支払う(支払限度は1回)。障害・介護年金の支払条件が4級までであるのに対し、5級、6級という軽度の身体障害も保障の対象としていることがポイントとなる。
 特約のうちリビング・ニーズ特約は自動付加される。
 特定疾病になったときの経済的負担に備える特定疾病保険料払込免除特約はオプションで、3大疾病Ⅰ型、同Ⅱ型、特定8疾病・臓器移植Ⅰ型、同Ⅱ型のそれぞれの保障範囲の型に応じて、いずれかに該当したときに以後の保険料の払込みを免除する。
 契約者サービスとして、収入保障年金受取人に対する「ご遺族あんしんサポート」、契約者とその家族に対する「24時間健康電話相談サービス」「24時間女性健康相談ダイヤル」(女性限定)のサービスが利用できる。
 保険料例は、保険期間・保険料払込期間が65歳満期、月払、年金月額15万円、年金支払保証期間2年、リビング・ニーズ特約自動付加で、障害・介護プラン(障害・介護保障特則適用)、特定疾病保険料払込免除特約付加(特定8疾病・臓器移植Ⅱ型)の場合、30歳男性で非喫煙者健康体料率適用6300円、非喫煙者標準体料率適用7785円、喫煙者健康体料率適用7650円、標準体料率適用9825円、同女性で非喫煙者健康体5076円、非喫煙者標準体6531円、喫煙者健康体6081円、標準体8691円、40歳男性で非喫煙者健康体7500円、非喫煙者標準体9405円、喫煙者健康体9825円、標準体1万2780円、同女性で非喫煙者健康体6156円、非喫煙者標準体7461円、喫煙者健康体7476円、標準体9981円となる。