2019.12.19 楽天損保 自動車新商品「ドライブアシスト」発売、保険料に走行距離区分導入

 楽天損保は、2020年1月1日始期契約から、自動車保険の新商品「ドライブアシスト」(約款名「個人用自動車保険」)の販売を開始した。インターネット、代理店チャネル双方で募集するが、走行距離に応じた保険料区分を導入し、代理店対面販売における走行距離区分のある商品、走行距離区分で「1000キロメートル以下」設定は、いずれも業界初となる(19年11月末時点、同社調べ)。

 「ドライブアシスト」は、ノンフリートで記名被保険者が個人、いわゆる自家用8車種が契約対象となる。
 契約車両の走行距離に応じた保険料区分を導入、いわゆる「走った分だけ」の保険料となり、顧客のカーライフに合わせた最適なプランを選択することができる。前年1年間の走行距離区分は、①1000キロメートル以下②1000キロメートル超3000キロメートル以下③3000キロメートル超5000キロメートル以下④5000キロメートル超7000キロメートル以下⑤7000キロメートル超9000キロメートル以下⑥9000キロメートル超1万1000キロメートル以下⑦1万1000キロメートル超1万6000キロメートル以下⑧1万6000キロメートル超―の8区分。
 また、楽天IDを使ってネット申し込みすると、保険料支払額の1%分「楽天スーパーポイント」が付与されるが、保険代理店との対面申し込みでも、紙の申込書を使用しない「ペーパーレス申込み」であれば、楽天IDの使用によりネット申し込みと同様に「楽天スーパーポイント」が付与される。
 さらにウェブサイトからのネット申し込みについては、「インターネット割引」(割引率22%)を適用する。この割引は、顧客自身の申込手続きによる募集経費等の削減効果を顧客に還元するもの。
 保険料例として、現行商品(個人用自動車保険ASAP)の保険料が6万6030円となる例(注)で、対面申し込み(「ペーパーレス申込み」)で走行距離1000キロメートル以下の保険料は、4万5300円(▲31%)と楽天スーパーポイント453ポイント付与、走行距離7000キロメートル超の場合は、6万2660円(▲5%)と楽天スーパーポイント626ポイント付与となる。同条件でネット申し込みで走行距離1000キロメートル以下の保険料は、3万5330円(▲46%)と楽天スーパーポイント353ポイント付与、走行距離7000キロメートル超の場合は、4万8870円(▲25%)と楽天スーパーポイント488ポイント付与となる。
 あんしん事故現場かけつけサービス(ALSOK社と提携)、「楽天保険の総合窓口あんしんダイヤル」での事故受付、ロードアシスタンス特約(搬送・引取費用1事案につき20万円まで、故障時緊急修理サービス等)自動セット、臨時宿泊費用サービス、臨時ペット宿泊費用サービス、臨時代替交通費用サービスなどがある。「インターネット割引」の適用のないネット申し込み以外の契約者限定で、ロードアシスタンスPlusによるサービス内容のグレードアップも用意されている。
 (注)【試算条件】▽プリウス(型式:ZVW30)、初度登録2015年1月▽対人:無制限、対物:無制限(免責金額0円)、人身傷害:5000万円、車両:一般車両保険、保険金額:130万円(車両免責0―10万円)▽特約:車両全損時臨時費用補償特約・車両保険無過失事故特約・対物超過修理費用補償特約・ロードアシスタンス特約▽契約条件:運転者年齢条件「35才以上補償」・記名被保険者年齢38才・使用目的「日常・レジャー」▽等級:20等級(事故有係数適用期間0年)▽保険期間1年間