2019.09.11 3メガ損保 19年度第1四半期決算 国内の正味収保増収

 損保大手3グループはこのほど、2019年度第1四半期決算を発表した。東京海上HDの連結経常収益は前年同期比0.2%減の1兆3941億円となった。正味収入保険料は再保険子会社売却の影響で9054億円と同1.7%の減収となったものの、国内で火災・新種保険を中心に全種目で増収、海外についても再保険子会社売却の影響を除くと北米・アジアを中心に増収し、基調は順調だった。MS&ADHDは連結経常収益が同2.5%増の1兆4977億円となった。正味収入保険料は海外保険子会社が減収となったものの、国内損保子会社の増収が寄与し、同0.6%増の9768億円だった。SOMPOHDの連結経常収益は同2.3%増の1兆167億円となった。正味収入保険料は同6.3%増の7944億円でSIと損保ジャパン日本興亜の増収が寄与した。

 東京海上日動の保険引受利益は同28億円増の287億円だった。正味収入保険料は同3.2%増の5689億円、家計地震・自賠責を除いた民保合計は同2.9%増の5039億円と前年同期実績を上回った。発生保険金(民保ベース、損害調査費含む)は同57億円減少し、2579億円だった。
 MS&ADHDの国内損保主要2社の業績は、保険引受利益で三井住友海上が同183億円増の464億円、あいおいニッセイ同和損保が同31億円減の163億円となり、2社合計で同151億円増の628億円となった。
 正味収入保険料は、三井住友海上が同22億円増の3787億円、あいおいニッセイ同和損保が同82億円増の3179億円で、2社合計で同105億円増の6966億円とと前年同期実績を上回った。
 三井住友海上の除く家計地震・自賠責ベースの正味収入保険料は同0.2%減の3358億円、正味支払保険金は同3.7%増の2043億円だった。
 あいおいニッセイ同和損保の除く家計地震・自賠責ベースの正味収入保険料は同2.2%増の2794億円、正味支払保険金は同2.3%増の1656億円となった。
 SOMPOHDは損保ジャパン日本興亜の保険引受利益が保険料増収に伴う責任準備金負担の増加などで同178億円減の45億円となった。正味収入保険料は同1.8%増の5637億円、除く自賠責・家計地震ベースでは同1.4%増の4970億円と前年同期実績を上回った。正味支払保険金は同0.9%減の2913億円だった。