2019.07.12 マニュライフ生命 七つの特別勘定を自由に組み合わせ、「こだわり変額保険」発売

 マニュライフ生命は7月1日、「こだわり変額保険」(正式名称:変額保険Ⅰ型〈有期型〉)を発売した。販売は、プランライト・アドバイザー(営業職員)および保険代理店を通じて行う。同社では、高齢化が進んで定年退職の年齢が変化するなど、生き方や働き方が多様化する中、「万一の保障を確保しながら、将来のために長い期間をかけて積極的な資産形成を行いたい」という顧客のニーズに応えるため、同商品を開発。毎月少しずつ払い込んだ保険料を積立金として特別勘定で運用し、満期保険金を一時金もしくは年金として受け取ることができる商品とした。

 同商品では、保険期間中に被保険者が死亡した場合、または所定の高度障害状態に該当した場合に、その時点の基本保険金額または積立金の合計額のいずれか大きい額を死亡保険金または高度障害保険金として支払う。
 月々の保険料は5000円から1000円単位で自由に設定でき、運用スタイルやリスク許容度に合わせて、国内外の株式や債券、分散投資、バランス型等、多彩な七つの特別勘定(世界株式アクティブⅠ型、外国株式インデックスⅠ型、世界バランスⅡ型、グローバル・バランス75、グローバル・バランス50、米国債券型、日本債券型)から自由に選択し、組み合わせることができる。また、特別勘定の種類や繰入割合は変更が可能で、1年(1保険年度)につき12回まで手数料なしで積立金の移転(スイッチング)ができる。
 ターゲット特約(正式名称:目標到達時災害保障付終身保険移行特約)を付加することにより、目標額に到達した時点で運用成果を自動的に確保し、災害保障付終身保険へ移行可能。保険期間満了時までに目標額に到達しなかった場合には、満期保険金が受け取れる。
 保険期間10年の場合、契約年齢範囲は15~70歳、15年で15~60歳、20年で15~55歳、25年で15~45歳、30年で15~40歳。保険料払込期間が60歳満期の場合、契約年齢範囲は20~50歳、65歳満期で25~55歳、70歳満期で30~60歳、75歳満期で55~65歳。
 保険料払込方法は月払のみで、口座振替扱、クレジットカード扱(法人契約および個人事業主契約は取り扱いなし)、団体扱がある。
 当月分以後の保険料をまとめて払い込む(一括払い)、または1年分を超える保険料をまとめて払い込むこと(前納)で、保険料を割り引く。
 一括払いの場合、一括払いした保険料は、月単位の契約応当日が到来するたびに充当する。保険契約が消滅、または保険料の払い込みが免除されたとき等に、一括払いした保険料に残額があれば払い戻す。また、同社が定める取り扱い範囲内で、繰り返し同一月数分の保険料払込額を一括払いすることができる(登録制一括払)。一括払いした保険料のうち、払込期月が到来していない部分については、特別勘定での運用は行わない。
 前納では、保険料は同社所定の利率で積み立てておき、月単位の契約応当日が到来するたびに充当する。保険料の払い込みが必要なくなった場合に、前納された保険料の残額があれば、次回以後の保険料と相殺する。前納した保険料のうち、払込期月が到来していない部分については、特別勘定での運用は行わない。
 最低保険料は5000円(1000円単位)。ただし、保険期間20年以上かつ契約年齢55歳以下の場合に、1万円未満の保険料を設定できる。
 基本保険金額は、最低額が120万円、最高額は普通死亡保険金額の各通算限度と通算で7億円まで。
 今回、「こだわり変額保険」を発売したことによって、同社が個人の顧客向けに提供する「こだわりシリーズ」は、計7種類のラインアップへと拡充された。
 同社では、自分らしい、これからの生き方を「Life 2.0」と名付け、人々が自ら積極的に行動し、未来を切り開いていくことを応援していきたいと考えており、今後も人々の「Life 2.0」をサポートするため、先進的な商品の開発に取り組んでいくとしている。