2019.01.18 ソニー生命 お客さま本位の業務運営に係る取組内容 代理店手数料体系改定で更新 募集や業務の品質による評価明記

 ソニー生命は2018年12月26日、18年6月29日に公表した「お客さま本位の業務運営に係る取組内容」の一部を更新し、発表した。同社は、乗合代理店における比較推奨販売等の業務の適切な運営を確保し、同社と委託契約を結ぶ募集代理店による顧客本位の業務運営を推進するため、19年度から募集代理店に支払う手数料体系を改定することを決定しており、今回の「お客さま本位の業務運営に係る取組内容」の一部更新は、この内容を反映したもの。  同社は19年度から、委託契約を結ぶ募集代理店に対する手数料体系を改定する。  同社では、募集代理店が顧客本位の業務運営を実践し、顧客に最適な保障を提供することにより、長きにわたって顧客を守り続けることが重要だと考えている。募集代理店が顧客を守り続けるためには、長期的に事業を継続する必要があることから、募集代理店に対する手数料については、年間の販売額や保有契約の量を評価するとともに、顧客を長きにわたって守っている指標として、契約の継続率も評価している。  改定後の手数料体系では、販売量による評価に加え、募集や業務の品質による評価を実施し、募集代理店の顧客本位の業務運営を一層推進していく。  募集や業務の品質については、次の観点・視点から評価を行う。  ▽募集時のコンサルティング  顧客の意向を適切に把握し、保険商品の提案・説明を行う代理店を評価する。  ▽お客さまフォロー  長期にわたって継続している契約が多い(契約の継続率が高い)代理店を評価する。  ▽事務の品質・効率性  ペーパーレス手続きの推進など、顧客の利便性向上に取り組む代理店を評価する。  ▽代理店としての態勢整備  従業員に対して適切な教育や管理・指導を行っている代理店を評価する。  今回、これらの代理店手数料体系の改定を反映し、「お客さま本位の業務運営に係る取組内容」に、募集代理店に対する手数料の考え方や、販売実績に加えて募集や業務の品質、代理店の態勢整備状況等の評価を踏まえた手数料体系へと改定する旨を記載する等の更新を行った。  同社の「お客さま本位の業務運営に係る取組内容」は、同社ホームページ(https://www.sonylife.co.jp/company/corporate/fiduciaryduty/)に掲載している。