2018.12.13 アフラック 「ちゃんと応える医療保険EVER」改定、介護・認知症や就労所得の保障追加
アフラックは2019年1月21日、終身医療保険「ちゃんと応える医療保険EVER」の改定を行う。同社は、02年2月に「一生いっしょの医療保険EVER」を発売して以来、医療環境の変化に応じた商品改定を行うことで、常に顧客に役立つ医療保険を提供するよう努めてきた。今回の改定では、新たに就労所得や介護・認知症の保障を追加するとともに、特約中途付加の取り扱い範囲を拡大。これにより、ライフステージの変化やニーズの多様化に応じ、最新かつ最適な保障の提供が可能となる。対象になるのは、申込日・告知日が19年1月21日以降の契約。
改定により、「介護一時金特約」「認知症介護一時金特約」「就労所得保障一時金特約」「精神疾患保障一時金特約」を新設する。これらの特約では、次の支払事由に該当した場合に一時金を支払う。支払限度はいずれも1回。
▽介護一時金特約
①公的介護保険制度に基づく要介護2以上の状態に該当していると認定されたとき②日常生活動作における要介護状態が180日以上継続したと医師によって診断されたとき③認知症による要介護状態が90日以上継続したと医師によって診断されたとき―のいずれかに該当したとき
▽認知症介護一時金特約
認知症による要介護状態が90日以上継続したと医師によって診断されたとき
▽就労所得保障一時金特約
所定の就労困難状態に該当し、その状態が該当した日からその日を含めて60日継続したと医師によって診断されたとき
▽精神疾患保障一時金特約
所定の精神疾患を原因として、所定の就労困難状態に該当し、その状態が該当した日からその日を含めて60日継続したと医師によって診断されたとき
保険料例は表の通り。
また、今回の改定では、特約の中途付加の範囲を拡大。改定前は、最新の特約を付加するには「ちゃんと応える医療保険EVER」に加入する必要があったが、それ以前の商品(主契約が年払済タイプの場合を除く全てのEVERシリーズ)にも最新の特約を付加可能とする。付加可能な特約は、三大疾病保険料払込免除特約を除く現在販売中の全ての特約と、今回新設する4特約となる。
さらに、これまでは、主契約が年払/半年払契約・歳払済タイプの契約に特約を中途付加する場合、「主契約の契約応当日に合わせて1年に1回」などの制約があったが、今後は毎月付加可能となる他、主契約が歳払済タイプの契約に対して、払済タイプだけでなく終身払での中途付加も選択できるため、保険料負担を抑えて必要な保障を追加することが可能になる。
その他、「ダックの医療相談サポート」に、新たな保障領域である精神疾患、介護・認知症に関連するサービスメニューとして、「メンタルヘルス電話相談サービス」「メンタルヘルス面談サービス」「介護電話相談サービス」を追加。特約を中途付加した契約等にも利用対象を拡大し、より多くの顧客が利用できるようになる。