2018.12.11 3メガ損保 19年3月期第2四半期決算 自然災害で保険引受利益減>

 損保大手3グループはこのほど、2019年3月期第2四半期決算を発表した。それによると、東京海上HDは連結経常収益が前年同期比1.3%増の2兆7675億円となった。正味収入保険料は国内外での引受拡大により、同1.7%増の1兆8364億円だった。MS&ADHDは連結経常収益が同2.5%増の2兆9628億円。正味収入保険料は国内損保2社が減収となったものの、海外保険子会社で増収となったことから、同0.6%増の1兆8760億円となった。SOMPOHDの連結経常収益は同2.4%減の1兆8892億円で、正味収入保険料は同3.9%減の1兆4403億円だった。

 東京海上HDの国内損保事業では、東京海上日動の保険引受利益は前年同期比1248億円減益の▲1139億円だった。正味収入保険料が新種保険を中心に自賠責を除く全ての種目で増収となったものの、自然災害に係る発生保険金の増加、期初からの円安進行に伴う外貨建支払備金積増負担の増加、増収に伴う代理店手数料の増加などがマイナス要因となった。
 正味収入保険料は同0.9%増の1兆944億円で、家計地震・自賠責を除いた民保合計は同2.5%増の9591億円だった。
 発生保険金は同1692億円増加し、7423億円。自然災害に係る発生保険金は同1580億円増の1998億円だった。
 MS&ADHDは国内損保主要2社の業績で、保険引受利益は三井住友海上が前年同期比650億円減益の▲163億円、あいおいニッセイ同和損保が同488億円減益の▲504億円となり、2社合計では同1139億円減益の▲667億円だった。
 正味収入保険料は、2社合計で同105億円減の1兆4012億円となった。三井住友海上は同42億円減の7774億円、あいおいニッセイ同和損保は同62億円減の6238億円だった。
 三井住友海上は除く家計地震・自賠責ベースの正味収入保険料が同0.8%増の6886億円。正味支払保険金は同9.8%増の4190億円となった。
 あいおいニッセイ同和損保の除く家計地震・自賠責ベースの正味収入保険料は同0.5%増の5442億円となった。正味支払保険金は同12.4%増加して3426億円だった。
 SOMPOHDは損保ジャパン日本興亜の保険引受利益が同860億円減益の▲584億円となった。台風21号を中心とした国内自然災害の発生損害額が対前年同期比で1216億円拡大したことが主因となった。。
 正味収入保険料は同1.2%減の1兆934億円となった。自賠責・家計地震を除いた合計は同0.2%増の9542億円だった。
 正味支払保険金は同3.0%増の6336億円となった。