2018.02.27 明治安田生命 17年度第3四半期決算、グループ・単体で増収増益

明治安田生命が2月15日に発表した2017年度第3四半期決算によると、グループベース・明治安田生命単体ともに増収増益となった。グループ保険料(連結損益計算書上の保険料等収入)は、明治安田生命単体およびスタンコープ社の増収等により、前年同期比5.3%増の2兆2250億円となった。明治安田生命単体は、2017年8月に発売した外貨建て一時払保険の貢献等で、1兆9984億円と同2%増加した。グループ基礎利益は、明治安田生命単体およびスタンコープ社の増益等により、同22.7%増の3934億円だった。明治安田生命単体の基礎利益は、外国公社債利息の増加や株式の増配等による利息及び配当金等収入が増加したこと等により、3619億円と同19.8%増加した。基礎利益はグループ・単体ともに過去最高益を達成した。

 グループ保険料2兆2250億円のうち、スタンコープ社の保険料は同52.2%増の2085億円。グループ基礎利益3934億円のうち、スタンコープ社の基礎利益は同82.4%増の251億円だった。連結ソルベンシー・マージン比率は1011.5%と前年度末比12.6ポイント上昇し、高い健全性を維持している。明治安田生命単体のソルベンシー・マージン比率は957.7%と同12.2ポイント上昇した。
 明治安田生命単体の業績は保険料等収入1兆9984億円のうち、個人保険・個人年金保険は前年同期比0.7%増の1兆2538億円で、内訳は営業職員チャネルが同1.6%増の9859億円、銀行窓販チャネルが同0.2%増の2405億円だった。営業職員チャネルのうち、平準払商品は同0.3%増の8964億円、一時払商品は同17.4%増の894億円となった。団体保険・団体年金保険の保険料等収入は同4.7%増の7161億円と堅調に推移した。
 新契約年換算保険料は同28%減の909億円となった。このうち、営業職員チャネルは同22.5%減の763億円、銀行窓販チャネルは同50.5%減の128億円だった。第三分野の新契約年換算保険料は同0.6%減の279億円となった。新契約年換算保険料は、17年4月に平準払貯蓄性商品において予定利率引き下げや一部商品の販売休止等を実施したことなどによって、前年同期より減少したものの、計画通り進捗(しんちょく)した。保有契約年換算保険料は前年度末比と同水準の2兆2489億円だった。
 契約クオリティを示す指標は、契約内容や請求有無を確認する「定期点検」等を通じた積極的な「対面のアフターフォロー」によって、引き続き良好に推移。解約・失効・減額率は、2.64%で前年同期差0.09ポイント改善した。総合継続率は13月目が同0.1ポイント低下して95.5%、25月目が同0.3ポイント低下して89.8%で、高水準を維持している。
 基礎利益3619億円のうち、利息及び配当金等収入は同348億円増加し、5346億円となった。
 資産運用収益は前年同期比13%増の6428億円で、経常収益は同3.9%増の2兆7152億円となった。保険金等支払金は同0.5%増の1兆6387億円、資産運用費用は同18.3%減の1143億円で、経常費用は同1%増の2兆4687億円だった。
 経常利益は同45.4%増の2465億円、四半期純剰余は同18.5%増の1513億円。
 実質純資産額は前年度末差7726億円増の10兆3365億円、オンバランス自己資本は同1495億円増加して2兆6136億円となった。
 一般勘定資産全体の含み損益は、国内外の株価上昇や、円安等に伴い外国証券の含み益が増加したこと等から、6兆8001億円となり、前年度末差7592億円増加した。国内株式含み損益ゼロ水準は、8300円程度となった。