2018.02.06 あいおいニッセイ同和損保 ロードアシスタンスサービスに新機能、スマホで要請 簡単に

あいおいニッセイ同和損保はこのほど、自動車保険の顧客がロードアシスタンスサービスを利用する際に必要となる事故・トラブル場所の説明等の煩わしさを軽減する新たな仕組みを導入した。自動音声ガイダンスにGPS機能へのアクセス方法の案内を追加。画面の説明に従って操作するだけで、事故・トラブル場所のGPS位置情報をサービスデスクに送信できるようになった。また、従来の電話に加え、スマートフォンなどを使用してウェブ上で要請内容をオペレーターに送信できるロードサービス要請ツール「かんたんWebシステム」を導入した。同社では、より迅速で円滑なサービスを提供できるとしている。

 ロードアシスタンスサービスの専用フリーコール(0120・024・024)に電話し、音声ガイダンスに沿ってGPS利用を選択すると、顧客のスマートフォン等にGPS利用専用サイトのURL付きショートメッセージを自動送信する。
 URLにアクセスし、画面の説明に従って操作することで、事故・トラブル場所のGPS位置情報を、ロードアシスタンスサービスデスクに送信することができる。
 この仕組みを利用することにより、事故・トラブル場所を説明しにくい場合等でも、GPS機能によって、困っている顧客の元に出動業者が迅速に駆け付けることができるとしている。
 また、GPS機能の利用を選択し、専用サイトにアクセスすると、出動業者の手配などについて、従来の電話で要請する方法に加えて、ウェブで要請することができる新たな仕組み「かんたんWebシステム」を導入。GPS機能による事故・トラブル場所の自動送信の他、顧客情報、トラブル内容等のロードアシスタンスサービス手配に必要な情報を入力または選択するだけで、要請内容が確実にオペレーターに届く。オペレーターはウェブの要請内容を確認後、顧客に電話で案内を行うという流れ。
 自動車保険の顧客がロードアシスタンスサービスを利用する際には、事故・トラブル場所を伝える必要があるが、目標物の見えづらい夜間や、旅先など見知らぬ土地では正確に伝えることが難しい場合が少なくない。
 そうした場合に備えて、同社では、GPS機能を活用したロードアシスタンスサービス要請ツールを用意。これまでは、GPS機能で位置情報を送信するには、QRコードから専用サイトにアクセスする必要があった。今回、顧客から電話を受けたタイミングでもGPS利用の専用サイトをショートメッセージで案内して、顧客がGPS機能を利用しやすくなる仕組みを導入。また、サービスの利用に必要なトラブル内容等の情報を、ウェブシステムによって効率良く連絡してもらうことで、より迅速で快適なサービスの提供を目指すとしている。