2017.11.09 明治安田生命 50歳からの終身医療、セカンドライフ世代に発売
明治安田生命は12月2日、セカンドライフ世代専用の新しい医療保障商品「50歳からの終身医療保険」(5年ごと配当付終身医療保険〈解約返戻金抑制型〉)を発売する。主契約に入院・手術・放射線治療保障をパッケージ化し、先進医療保障を特約として付加可能な商品。「シンプル」「分かりやすい」をコンセプトとし、契約年齢は50歳から90歳までと幅広い顧客を対象にした。併せて、契約者専用サービスとして「50歳からの健康&生活サポートサービス」の提供も開始。健康維持や医療情報から介護・遺産相続まで、相談サービスや医療情報の提供などによって、顧客の健康や生活を幅広くサポートする。
「50歳からの終身医療保険」は、定額一時金給付タイプの保障で、入院1日以上で10万円を、以後入院日数30日ごとに10万円を支払い、日帰り入院も支払対象とした。入院・外来を問わず、手術は5万円、放射線治療は10万円を支払い、公的医療保険制度の対象となる1000種類以上の幅広い手術・放射線治療を保障。先進医療保障特約を付加すれば、厚生労働大臣が認める「先進医療」による療養を保障する。
対象期間(注1)満了時に生存し、その対象期間中に入院時支援給付金等(注2)の受け取りがないときは、最長95歳まで健康支援給付金5万円を支払う。
同商品専用の前納制度を創設し、所定の前納割引率(0.50%、10月26日現在)を設定。まとまった資金を一括で払い込むことで、払込保険料の総額を軽減することができる。死亡や解約等、払込期間中に契約が消滅したときは、すでに払い込んだ前納保険料のうち未経過分の保険料を支払う。
加入区分「告知書扱いのみ」で契約年齢50歳男性の95歳払込満了までの月掛・口座振替保険料は7240円。この場合の前納保険料は341万5689円で、月掛保険料累計額からは49万3911円の割引となる。先進医療保障特約の月掛保険料は133円。
一方、「50歳からの健康&生活サポートサービス」は、50歳以上の顧客が利用できる契約者専用サービスの総称。健康や医療に関することから、介護や遺産相続に関する相談など、顧客の健康・生活をサポートするサービスを提供する。
このうち、「健康維持に関するサービス」としては、自身や家族の健康に関する電話相談に看護師・保健師・栄養管理士等の相談員が24時間365日いつでも無料で応えるサービス「24時間健康相談サービス」、人間ドックに関する相談に専門スタッフが応え、全国47都道府県・約800施設の人間ドックの予約が可能となる「人間ドック相談・予約サービス」の他、「スポーツクラブ優待利用サービス」や「郵送検診優待利用サービス」がある。
「医療情報提供サービス」としては、先進医療の基礎知識や技術名、実施医療機関、約17万件の医療機関情報(病院、診療所、歯科診療所)などの検索ができる他、病院別の手術件数など、病院を選ぶ際の参考となるデータを提供する。
「生活関連サービス」では、「24時間介護相談サービス」、介護総合情報サイト「MY介護の広場」、葬儀に関する疑問や供養のこと、仏壇、墓などに関する相談に無料で応える「MY終活・サポートサービス」や「くらしの法律・税金相談サービス」などを利用できる。
(注1)契約日または5年ごとの契約応当日からその直後に到来する5年ごとの契約応当日の前日まで。
(注2)入院時支援給付金、入院時(外来時)手術給付金、入院時(外来時)放射線治療給付金をいう。