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実話6
火災保険 〜保険金を受け取っても家が建たないって本当?〜
Aさん 「なあこの前うちの火災保険を継続する時に保険屋さんに言われたんだけど、おまえ『新価・時価』ってのは知っているか?」
Bさん 「何だよいきなり! 保険屋さんから何か吹き込まれたのか?」
Aさん 「違うよ おまえの所の火災保険は『新価・時価』かって聞いてんだよ」
Bさん 「そりゃー火災保険は入っているけど、その『新価・時価』だというのは何の事かさっぱりわかないよ」
Aさん 「だから 家の金額を決めるのに『新価・時価』かって言ってんだよ… !!」
Bさん 「家の金額? うちはもう古いからな、たしか1000万円かそこらしっかり入っているよ」
Aさん 「その1000万円というのは誰が決めたんだ?」
Bさん 「知らねーよ 気付いたら1000万円になってたんだ、それがどうした!」
Aさん 「そうかやっぱりおまえもか……!」
Bさん 「気持ち悪いなあ どういう事かわかりやすく説明しろ」
Aさん 「あのな 俺も聞いたばっかりでしっかりとは理解していないんだがな、まず家の金額を決めるのに評価をするんだってよ」
Bさん 「その評価というのは?」
Aさん 「家の面積・築年数・壁や屋根の種類を見て評価するらしい、その評価の仕方で『新価方式』と『時価方式』ていうのがあるんだそうだ」
Bさん 「その新価と時価の評価っていうのは?」
Aさん 「ようは 新価っていうのは火事になった時もう一度新しい家を建て直す金額の事で、時価っていうのはその名の通り古い家だと低くなり、新しい家だと高くなる金額の事だよ」
Bさん 「それが火災保険とどう関係するんだよ?」
Aさん 「家が火事になってなくなったら、もう一度家を建て直すだろ」
Bさん 「そりゃー他に引っ越すのも大変だしそんな金も無いよ、だから保険に入ってんだろ」
Aさん 「そうだろうよ だから火災保険に入る時に『新価』か『時価』か非常に重要になってくるんだ、 さっき1000万円といっていたけどそれで家が建て直しが出来んのか?」
Bさん 「そんなもん無理だろうな 最低2000万円はかかると思うけどな」
Aさん 「それじゃ何故2000万円で保険に入らないんだ?」
Bさん 「掛金が高いからだよ!」
Aさん 「掛金が高いって言ったって1000万円より安いだろ! もしもの時に大変だぞ」
Bさん 「どういう風にすれば一番いいんだ」
Aさん 「まず 加入時に建物評価をして適正な保険金額で契約する、そうすればもしもの時も支払が簡単になるんだ、なにせ評価済みだもんな」
Bさん 「なるほどそんな事、今迄一度も保険屋さんから聞いていないぞ!」
Aさん 「保険屋さんも滅多に事故が起こらないものだからピンときてないんだと思うぜ」
Bさん 「わかっていて1000万円で契約はできるんだろ」
Aさん 「まあ さっき言った評価の考え方がわかっていればそれも一つの方法だ」
Bさん 「ところでお前はしっかりと契約したのか?」
Aさん 「いいや今迄通りだ 10年間一緒だよ!!」
Bさん 「………」
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