2024.03.14 メットライフ生命 資産形成ニーズに対応、効率的な運用可能に 変額保険「ライフインベストアドバンス」発売

メットライフ生命は3月1日から、新商品「ライフインベストアドバンス」(正式名称:災害保障期間付変額保険(有期型))の販売を開始した。「ライフインベストアドバンス」はライフステージに合わせて必要な保障を確保しながら、加入後から10年間は保障額を抑制し、それを保険料に反映することで、効率的な資産形成が期待できる。また、変動保険金ありの型の選択も可能で、運用が好調な場合に保険金額の上乗せが期待できることに加え、変動保険金は1保険年度に2回を限度に減額して受け取ることもできる。さらに、介護給付特則を付加することで、死亡.高度障害に加え、所定の要介護状態に該当した場合の保障にも備えることが可能になる。

「ライフインベストアドバンス」は、医師の審査が不要で三つの告知項目に回答するというシンプルな手続きで申し込みができる。介護給付特則を付加する場合には、告知項目が一つ追加となる。また、事前申し込みによって保険期間満了時の積立金額などを原資として死亡保険金額および高度障害保険金額を同額かつ定額とする定額払済終身保険に変更することが可能。その他、選択できる特別勘定は、すでに販売しているライフインベストシリーズと共通となるのが特長となっている。
契約例は、基本保険金額1000万円、契約年齢40歳男性、保険契約の型変動保険金なし型、保険期間.保険料払込期間70歳満了、月払保険料(口座振替)2万1020円で介護給付特則を付加しない場合、経過年数10年で払込保険料累計253万円の特別勘定の運用実績の予定利率年3.0%の死亡保険金・高度障害保険金額は258万円、同じく年6%で298万円となる。
また、基本保険金額1000万円、契約年齢40歳男性、保険契約の型変動保険金あり型、保険期間・保険料払込期間70歳満了、月払保険料(口座振替)2万1020円で介護給付特則を付加しない場合、経過年数10年で払込保険料累計253万円の特別勘定の運用実績の予定利率年3.0%の死亡保険金・高度障害保険金額は258万円、同じく年6%で301万円(うち43万円が変動保険金)となる。
同社では、万一の保障に加え、日々の健康から資産形成のサポートまで、顧客に寄り添い、いつでも頼れるパートナーであり続けたいと考えていることから、これからも世の中のニーズに合った商品やサービスを提供し顧客のより確かな未来に向けて継続的な責任をはたしていく考えだ。
発売に先駆け2月27日に行われたオンライン説明会で、同社ライフプロダクトグループAVPグループ長の籾井康弘氏は、新商品の開発背景として、同社が実施した顧客調査の結果から、NISAの拡充をきっかけに貯蓄性保険を含めて資産形成を検討したいという声が多くあったことから、そのような顧客向けに開発を進めたと説明。
次に、「ライフインベストアドバンス」について、契約当初の保障額を抑えることで貯蓄機能を高めていることから、貯蓄志向の高い顧客や、すでに充分な保障に加入している顧客に提案していく戦略を述べた。
三つの告知項目に該当しなければ死亡保障のみで7億円まで、介護保障が付加されている場合にも1億円まで加入できることを挙げた上で、法人の経営者などにも提案していく考えだ。
また、加入時に①変動保険金、介護保障のない「資産形成重視」②変動保険金なし、介護保障ありの「資産形成重視プラス介護保障」③変動保険金あり、介護保障なしの「運用成果還元」④変動保険金、介護保障がある「運用成果還元プラス介護保障」―の四つのプランから選択できると説明した。
同氏は、「同商品は多くのお客さまの声と意見を参考に商品化した。今後もライフインベストシリーズを進化させていき、新商品が加わったライフインベストシリーズで業界ナンバーワンを目指す」との考えを示している。
次に執行役員常務チーフプロダクト・バリューマネジメントオフィサーの橋口隆氏が同社の販売戦略について、平準払い死亡保障の分野で変額と外貨の2本柱で顧客の保障ニーズに応えることを目指していることに加え、法人向け商品や医療保険にも注力しているとし、「顧客調査の結果や市場動向に基づいて商品開発を進めている。これからも平準払いと変額の両方の商品を強化していく」との方針を示した。
同社のライフインベストシリーズは、生命保険としての保障を準備しながら「長期」「積立」「分散」投資で資産形成できることから、働き盛りの20~40代までを中心とした幅広い層から支持を得ている。