2022.06.10 太陽生命 健康状態が不安な人に手厚い保障、死亡保障と先進医療で緩和型商品発売

 太陽生命は5月30日から「告知緩和型死亡保険」(正式名称:無配当選択緩和型定期保険(001))、「選択緩和型先進医療保険」(正式名称:無配当選択緩和型先進医療保険(無解約払戻金型)(001))、「事故割増死亡保険」(正式名称:無配当災害保障付死亡保険(無解約払戻金型)(001))の販売を開始した。同社インターネットチャネル「スマ保険」でも取り扱う。

 「告知緩和型死亡保険」は、健康状態に不安のある人でも、簡単な告知で死亡保障を最高4000万円まで保障することがポイント。満期祝金特則を付加することで、契約者は満期祝金も受け取れる。「選択緩和型先進医療保険」は、技術料が全額自己負担となる先進医療に備える保障を提供、例えばがんの治療に使われる重粒子線治療のような高額な治療費や実施医療機関までの交通費、宿泊費などの諸費用に充てることができる。加えて、すでに同社の選択緩和型保険に加入していた場合、その契約を新たな契約に見直せるようにし、より充実した保障を提供するようにした。
 「告知緩和型死亡保険」は本則で、被保険者が保険期間中に①責任開始期以後に生じた不慮の事故による傷害②責任開始期以後に発病した感染症―のいずれかを直接の原因として死亡した時に災害死亡保険金を、被保険者が保険期間中に災害死亡保険金の支払事由に該当せず死亡した時に普通死亡保険金を、いずれも保険金額を保険金として死亡保険金受取人に支払う。また、特則で、被保険者がこの特則を付加した保険契約の保険期間満了時に生存している時に満期祝金を保険契約者に支払う。
 契約年齢範囲は20歳~85歳、保険期間10年間(ただし、契約年齢が81歳以上は90歳満了)。保険料払込方法は月払。保険金額は、本則の最高限度額は、40歳未満:4000万円、40歳~45歳:3000万円、46歳以上:2000万円。最低限度額は100万円。特則(満期祝金特則)の最高限度額は500万円で、本則の死亡保険金額と同額以下。最低限度額は10万円。この保険は単体では加入できず特定の指定契約と組み合わせる必要がある。
 普通死亡保険金額100万円、保険期間・保険料払込期間10年間で、保険料は、40歳男性689円、同女性639円、50歳男性984円、同女性663円、60歳男性1465円、同女性838円、70歳男性3374円、同女性1745円、80歳男性9277円、同女性5469円となる。
 「選択緩和型先進医療保険」は、被保険者が保険期間中に、①傷害または疾病(白内障を除く)を直接の原因とする療養であること②公的医療保険制度における先進医療による療養であること―のすべてを満たす療養を受けた時、被保険者が受けた先進医療にかかる技術料と同額の先進医療給付金を支払う(1000万円限度)。
 また、先進医療給付金が支払われる先進医療による療養を受けた時、先進医療給付金の10%相当額の先進医療支援給付金を支払う。
 契約年齢範囲、保険期間、保険料払込方法は「告知緩和型死亡保険」と同じ。支払限度は1回の先進医療の療養で1000万円までで通算2000万円まで。この保険も単体では加入できず特定の指定契約と組み合わせる必要がある。
 1回の先進医療の療養で1000万円(通算2000万円)、保険期間・保険料払込期間が10年間で、保険料は、40歳男性94円、同女性101円、50歳男性128円、同女性121円、60歳男性203円、同女性141円、70歳男性253円、同女性151円、80歳男性257円、同女性155円となる。
 「スマ保険」での取り扱いでは、「告知緩和型死亡保険」に「選択緩和型入院一時金保険」「感染症プラス入院一時金保険」「選択緩和型手術保障保険」、今回新発売の「選択緩和型先進医療保険」の組み合わせが案内されており、認知症保障を組み合わせることも可能としている。