2022.04.01 メディケア生命 特定3疾病の保障充実・女性向け通院保障を新設、「新メディフィットA」等改定

メディケア生命は4月1日から、特定3疾病に対する保障の充実、業界初となる女性向け通院保障の新設等を内容に「新メディフィットA(エース)」(正式名称:医療終身保険(無解約返戻金型)(20))、「新メディフィットリターン」(正式名称:医療終身保険(無解約返戻金型)(20)健康還付給付特則適用)を改定するとともに、「新メディフィットPlus」(正式名称:特定疾病一時給付保険(無解約返戻金型)(22))を発売(主契約の改定)する。
 メディケア生命の主力商品である「新メディフィットA」は、2020年4月に発売して以来、累計販売件数が40万件を超え順調に伸展している。このほど、多様なニーズによりきめ細かく対応するため、特に要望の多いがん・心疾患・脳血管疾患に対する保障の充実として、「新メディフィットA」「新メディフィットリターン」で、「特定疾病一時給付特約(22)」を発売する。同特約では、がん一時給付金の支払理由が現行と同じである「Ⅰ型」に加え、保障が充実した「Ⅱ型」も選択できるようにした。「Ⅱ型」では、がんの2回目以後の支払理由を「1日以上の入院または所定の通院をしたとき」として「所定の通院」を追加。また、心疾患一時給付金の支払理由では、急性心筋梗塞以外の心疾患についても、急性心筋梗塞同様「1日以上の入院または手術をしたとき」に拡大した。同じく脳血管疾患一時給付金の支払理由についても、脳卒中以外の脳血管疾患について脳卒中同様「1日以上の入院または手術をしたとき」に拡大した。
 特定3疾病保障型・Ⅱ型、基本給付金額50万円、特定3疾病保険料払込免除特約(21)付加なし、終身払いの場合、月払保険料は、30歳男性1365円、同女性1195円、40歳男性2180円、同女性1675円、50歳男性3520円、同女性2270円となる。 また、女性特有の病気・がんによる所定の外来治療を受けた日以後や退院後に通院したときに給付金を支払う「特定女性疾病通院治療特約」を新たに発売する。これまでの女性向け保障は入院・手術に対する保障が中心であったことから、治療の実態により即した保障を提供、入院の有無にかかわらず外来での薬の処方や手術など所定の治療を受けた場合の通院に備えられるようにする。「通院対象期間中に特定女性疾病の治療を目的として通院されたとき」が支払理由となり、特定女性疾病通院治療給付金を「特定女性疾病通院治療給付日額×通院日数」支払う。支払限度は1回の通院対象期間ごとに30日分。がんによる通院対象期間中の通院については支払限度を超えて支払う(通院対象期間の設定限度は、所定の疾病群ごとに6回)。対象となる外来治療は、通院中に受ける手術、放射線治療、骨髄移植術、薬剤治療(薬の処方も含まれる)。
 給付金日額5000円、特定3疾病保険料払込免除特約(21)付加なし、終身払いの場合、月払保険料は、30歳女性545円、40歳女性510円、50歳女性485円。
 なお、特定女性疾病通院治療特約は、女性特有の病気やがんによる入院を伴わない所定の通院を保障する業界初(同社による)の特約となる。
 その他、「新メディフィットA」「新メディフィットリターン」では、薬剤治療特約(21)の取扱基準の変更(支払対象薬剤型の60回型の取扱いを停止)、手術給付金の支払対象外となる手術の追加(「高周波電気凝固法による鼻甲介切除術」「涙点プラグ挿入術および涙点閉鎖術」を追加)、入院一時給付特約(20)の料率改定も行った。
 また、「新メディフィットPlus」の発売は、現行の特定疾病一時給付保険(無解約返戻金型)の特定3疾病保障型が、「新メディフィットA」「新メディフィットリターン」の特定疾病一時給付特約と同様の保障を提供しているところから、今回の特約の改定とあわせて保障内容をレベルアップするもの。さらに、特定8疾病保障型の糖尿病一時給付金の支払理由について、これまでの糖尿病性網膜症、糖尿病性壊疽による所定の手術に加え、「180日以上継続したインスリン治療を受けられたとき(初回のみ)」を保障対象に追加した。
 特定8疾病保障型・Ⅱ型、基本給付金額50万円、初回上乗せ基本給付金額0円、特定3疾病保険料払込免除特約(21)付加なし、終身払いの場合、月払保険料は、30歳男性1920円、同女性1570円、40歳男性3065円、同女性2250円、50歳男性4885円、同女性3135円。