2017.12.05 あいおいニッセイ同和損保 トヨタ車向けテレマ保険、初の「運転挙動反映型」発売へ

あいおいニッセイ同和損保はこのほど、トヨタ自動車が展開するコネクティッドカー(注)を対象に、テレマティクス技術で取得した走行データに基づき、毎月の安全運転の度合いを保険料に反映する国内初となる自動車保険「タフ・つながるクルマの保険」を開発したと発表した。毎月の走行距離と運転特性に応じて保険料を割り引く「運転特性による割引」を新設した他、テレマティクス技術を活用したさまざまなサービスを提供することで、事故を起こさない顧客への付加価値提供を図る。2018年4月以降に保険責任を開始する契約から発売。同年1月から契約引受を開始する。

 新設の「運転特性による割引」は、トヨタのコネクティッドカーから取得する走行データに基づき、毎月の走行距離と運転特性(速度超過・急加速・急減速)に応じて保険料割引を適用する。ノンフリート等級や新規・継続等の契約条件による加入制限は設けていないため、トヨタのコネクティッドカーを所有する全ての個人ユーザーが対象となり、従来の料率制度による割引に上乗せして「運転特性による割引=安全運転によるインセンティブ」を受けることができる。
 保険料は「基本保険料」と「運転分保険料」で構成。運転分保険料は、月間走行距離と「安全運転スコア」によって決まる。安全運転スコアは、新設の安全運転診断サービス「ドライブレポート」の評価を総合した「マンスリーレポート」で示される。保険料の較差は最大20%程度。例えば、10等級・事故有係数適用期間0年、26歳以上補償等の契約条件で安全運転スコアが80点以上の場合、年間走行距離が1万6000キロ(月間1333キロ)なら保険料は9万6000円でスコア59点以下との差額は1万9080円、年間走行距離が2万キロ(月間1667キロ)なら保険料は9万7200円でスコア59点以下との差額は2万3880円になる。なお、既存の「タフ・クルマの保険」の場合は、保険料は一律10万1160円。
 対象車種はトヨタのコネクティッドカーのうち、あいおいニッセイ同和損保が定める走行データが取得できる車両(レクサス車含む)。トヨタ車は18年夏ごろ以降に発売予定のクラウンから順次拡大し、レクサス車は同年l月以降販売の新車全車が対象となる(HS・LCを除く。既販車も一部対象車あり)。
 「タフ・つながるクルマの保険」では、安全運転診断サービスとして「マンスリーレポート」と「ドライブレポート」の2種を提供。「マンスリー」では、毎月の運転状況に基づき、スピード・アクセル・ブレーキの各挙動別に安全運転の度合いを5段階で評価し、その結果を総合した100点満点の安全運転スコアを通知する。一方、「ドライブ」は、1回の運転ごとの運転状況について、各挙動別の5段階評価と安全運転スコアを知らせるサービス。簡易的なアドバイスとともに、走行ルートと危険な運転挙動の発生地点を確認できる「ドライブレポートマップ」を提供する。車の予防安全装置の作動やタイヤの空気圧低下等のアラーム情報についても知らせる。
 以上の他、「緊急時リアルタイムサポート」では、車から大きな衝撃を検知した際に、同社の専用コールセンターに自動的に情報が連携され、顧客の安否を確認する連絡を行う。事故直後の初期対応に必要なアドバイスや車のレッカー搬送手配等、事故に遭遇し心理的に不安を抱える顧客を迅速かつ的確にサポートする。また、「あんしん見守りサポート」では、免許証を取得したばかりの子や遠距離に住む両親などの運転が心配な家族のために「マンスリーレポート」の安全運転スコア・運転特性の評価結果・安全運転アドバイスをメールで提供。万一事故を起こした場合も、事故の状況や負傷の有無等、事故の初期対応結果をメールで連絡する。
 走る楽しさ・喜びを体感する「エンターテイメントサービス」は、18年12月以降に開始予定。安全運転スコアの全国ランキング、スコアやランキングに応じた目標をクリアすると景品をプレゼントする「安全運転キャンペーン」も実施する。
 (注)同社が定める走行データが取得できるナビを搭載し、インターネットへの接続機能を有する車両。

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