2017.11.27 SOMPOHD 17年度第2四半期決算、連結収保好調2桁増[2017年]

SOMPOホールディングスがこのほど発表した2017年度第2四半期決算によると、連結経常収益は前年同期比16.9%増の1兆9351億円で、このうち正味収入保険料は同17.1%増の1兆4988億円だった。生命保険料は同10.6%増の1684億円。北米ハリケーンの影響などを主因に、連結経常利益は同662億円減益の37億円、連結純利益も同415億円減益し19億円だった。損保ジャパン日本興亜の増収とSI(エンデュランス)のPL連結開始により、トップラインは拡大したが、SIと9月に売却を発表したキャノピアスのハリケーンによる影響を追込み計上したことから減益となった。

 国内損保事業のうち損保ジャパン日本興亜では、北米ハリケーンの影響などの他、昨年度の円高による外貨建支払備金取崩の抜けの影響が主因となり、保険引受利益は同180億円減益の275億円だった。
 正味収入保険料は全種目で増収し、同1.8%増の1兆1066億円となった。種目別では、火災が同3.6%増の1359億円、海上が同5.9%増の234億円、傷害が同0.2%増の981億円、自動車が同0.4%増の5380億円、自賠責が同4.3%増の1539億円、その他が同3.1%増の1570億円だった。火災は契約件数増加が主因、海上は主に為替の影響で、また自動車は複数台割引の拡大など商品改定による契約台数増加を主な要因に、それぞれ増加した。その他は、中小企業向けパッケージ商品の販売が引き続き好調だった。
 正味支払保険金は同65億円増の6154億円。自賠責と家計地震を除いた正味損害率は大口支払の影響もあり、中間期の損害率は58.8%と同1.0ポイント上昇したが、通期業績予想は下回る水準で推移している。正味事業費率(自賠責・家計地震を除く)は前年同期とほぼ同じ33.9%だった。また、コンバインド・レシオ(自賠責・家計地震を除く)は、通期業績予想で見込む水準を下回って推移し、同1.0ポイント上昇の92.7%だった。
 資産運用粗利益は、主に政策株式売却益の増加が影響して同42億円増益し、302億円となった。ソルベンシー・マージン比率は前事業年度末比61.3ポイント低下の615.7%だった。
 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、新契約高(個人保険)が前年同期比28.7%減の8012億円、新契約年換算保険料(個人保険)は同15.9%減の181億円となった。一方で保有契約は継続的に拡大。保有契約高(個人保険と個人年金保険)は同3781億円増の22兆2700億円で、保有契約年換算保険料は同228億円増(このうち保障性商品は71億円増)の3647億円だった。
 当期純利益は42億円で同5.8%減少したが、通期業績予想(60億円)に対しては順調に進展している。
 保険料等収入は同5.6%増の2137億円、経常利益は同4.1%減の89億円、基礎利益は98億円で同9.5%の増益となった。ソルベンシー・マージン比率は1565.4%で、前事業年度末比7.6ポイント低下した。
 介護・ヘルスケア事業等では、介護付き有料老人ホームなどの入居率改善が着実に進捗(しんちょく)し、中間期純利益は前年同期比29億円増の15億円と黒字だった。
 海外保険事業は、SI(エンデュランス)のPL連結効果の一方、北米ハリケーン追込み計上の影響があり、収入保険料は同1962億円増の3692億円、修正利益は同424億円減の▲352億円となった。
 地域別では、北米の収入保険料が同1952億円増の2049億円とSI(エンデュランス)によって大きく拡大。欧州は同32億円減の703億円、アジア・中東が同25億円減の445億円、中南米が同68億円増の494億円だった。修正利益は、北米が同250億円減の▲236億円、欧州が同187億円減の▲167億円、アジア・中東が同22億円増の53億円、中南米が同6億円減の▲1億円だった。
 なお、北米ハリケーンの影響により、海外保険事業の正味発生保険金は合計650億円。このうち、SI(エンデュランス)は434億円、キャノピアスは216億円だった。

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