2017.10.25 日新火災 ジョイエ傷害保険(積普)、スポーツ向け商品好評

 日新火災が販売している「ジョイエ傷害保険(積立普通傷害保険)スポーツ向けプラン」はパンフ=の販売が好調だ。現在同社の販売するジョイエシリーズは全体で8万件を超える契約があるが、そのうち、「スポーツジョイエ」は発売1年間で約5000件。近年は健康志向の高まりを背景に、幅広い年齢層で多種多様なスポーツが楽しまれている。こうした中、スポーツ中のけがに対する補償だけでなく、日常生活でのけがに対する補償も合わせて提供する同商品への注目度はより増している。

 近年、スポーツは「認知症・生活習慣病などの予防策として有効」との認識が広まっており、2015年10月に発足したスポーツ庁も、施策の柱としてスポーツを通じた健康増進策による医療費抑制を掲げている。
 同商品は日常生活で負ったけがに加えて、スポーツ中のけがも24時間補償するが、アウトドアでも屋内でも発症する熱中症を補償するのが大きな特長の一つだ。スポーツに関する道具類(携行品)の損傷や、第三者にけがをさせた場合の賠償責任損害も補償する。その他、遭難時の救援者費用を補償する「山好きプラン」やホールインワン達成時記念費用等を補償する「ゴルフ好きプラン」も用意している。
 また、同商品は、大けがに迅速に対応できるように1週間以上の入院に対して10万円の一時金を支払う。保険期間3年の積立保険で、3年後の保険期間満了時には契約時に設定した満期返れい金(5万円または10万円)が支払われる。
 付帯サービスとして、提携機関の東京海上日動メディカルサービス(株)を通じた専門医等による健康電話相談サービス「スポーツヘルスサポート」が契約者だけでなく、その家族も利用できる点も特長だ。同サービスは、24時間365日対応できる一般健康・緊急医療相談サービスの他、予約制の管理栄養士による栄養相談サービス、専門医に直接相談できる専門医相談サービスなどを全て無料で提供している。
 商品企画部火新グループの竹内篤子氏は「スポーツジョイエは、スポーツ中などでの熱中症や、けがについて補償し、さらに保険期間満了時に満期返れい金が受け取れる貯蓄機能を持った保険だ。日常生活のけがも対象となるため、普段からスポーツをされている方だけでなく、たまに体を動かす程度の方にも、自信を持ってお勧めできる商品」と話す。
 同社のジョイエシリーズは、これまでの汎用(はんよう)的なジョイエ傷害保険に加え、特定のニーズに対応するユニークな商品を提供してきた。「スポーツ向けプラン」の他、自転車運転中の事故によるけがや賠償責任損害に対する補償を重視した「自転車向けプラン」を提供しており、本年度は熱中症やO―157等の特定感染症などに対する子どもの補償を重視した「NEW キッズプラン」を発売した。同社では、今後もジョイエシリーズで特徴的なリスクに対するニーズをキャッチし、魅力あるラインアップを展開していきたいとしている。