2017.02.10 損保ジャパン日本興亜、「法人向けサービス」パンフ刷新

 損保ジャパン日本興亜はこのほど、SOMPOHDグループ各社が提供する法人顧客向けサービスを紹介するパンフレットを刷新した。ページ数を増やし、新たに導入したサービスの説明を加えることで、利便性の向上を図った。同社の営業担当者や代理店が顧客を訪問した際のドアノックツールなどで役立てたい考えだ。
 同パンフレットは、A4版全26ページで、SOMPOHDグループ各社の会社案内にあるブランドカラーの赤を基調とした表紙を採用している。掲載するサービスは、大きく「人事・労務系」「経営企画・総務系」「経理・財務系」「海外系」に分かれており、顧客の利用頻度が高いと思われるサービスを選んで、写真やイメージ図などを盛り込みながら分かりやすく紹介する。今回は新たに「労働災害予防サービス」「安全運転支援サービス SMILING ROAD」「防災調査」「介護離職予防・女性活躍推進セミナー」「延長保証制度の導入サービス」といったコンテンツが加わった。
 もともと、2014年9月の損保ジャパンと日本興亜損保の合併による同社発足時に、両社の企業向けサービスをまとめたことが同パンフレット制作のきっかけとなった。以後、毎年1回のペースでリニューアルしており、3万部ほど印刷・配布している。今回、制作を担当する営業推進部が昨年9月ごろから、グループ各社と掲載するサービス内容について議論し、レイアウトやページ構成などを決めるのに試行錯誤を繰り返した末、11月に完成した。既に、全国の各営業拠点から1万部以上の請求があり、前回を上回るペースだという。また、PDF版も用意しており、メールに添付して送ったり、自分で使うページだけを印刷して顧客に提供したりすることもできる。
 同部では「お客さまは、当社といえば真っ先に保険を思い浮かべると思うが、このパンフレットを見れば『こんなサービスも提供しているんだ』と認識してもらえると思う。営業現場でのドアノックツールなど汎用性も高いと考えており、今後もグループ会社のさまざまなサービスをしっかり紹介できるようコンテンツを充実させていきたい」としている