2016.10.26 あいおいニッセイ同和損保、「365日お客さま訪問サービス」開始

 あいおいニッセイ同和損保は10月から、顧客一人一人のニーズに寄り添った事故対応の実現を目的に、「24時間365日事故対応サービス」を強化した新たな訪問サービスとして、高齢者・障がい者向け「365日お客さま訪問サービス」の提供を開始した。高齢化の進行や障がい者の差別解消など、社会環境の変化や顧客ニーズの高まりに対応する。
 同社が従来提供していた「お客さま訪問サービス」は、電話でのやり取りが困難な顧客に対し、専門スタッフが訪問し、対面で事故内容・状況の確認やその後の事故対応の流れを説明するもので、主に交通事故で入院した顧客(契約者・被保険者)から要望があった場合に実施していた。
 新たな訪問サービスでは、従来のサービスに加えて、高齢または障がいのある顧客が、電話でのやり取りが困難な場合は、入院の有無を問わず、「お客さま訪問サービス」の積極的な活用を案内する。全国各地の事故対応拠点(サービスセンター)が対応できない休日についても、夜間休日の事故対応を行うあんしんサポートセンターが、「お客さま訪問サービス」を案内する。また、これまでの「お客さま訪問サービス」の利用可能時間(午前9時~午後7時)を拡大し、午前9時~午後9時まで利用可能にする(365日利用可能)。
 また、耳と言葉の不自由な顧客に配慮し、「お客さま訪問サービス」の申し込みは専用ファクスならびにホームページで分かりやく表示して受け付ける。
 その他、スマートフォンや携帯電話に事故対応状況(経過情報)を提供する同社独自の「経過情報提供サービス」(注)について、訪問時に案内する。
 同社では、顧客一人一人のニーズに応え、24時間365日全力でサポートすることを目的として、2016年度から「24時間365日事故対応サービス」を開始している。同サービスは、交通事故に遭った顧客に対し、平日や夜間休日を問わず迅速で親切丁寧な事故対応を実現するものだが、年々進む高齢化や障がい者の差別解消の推進などの社会環境の変化に伴い、高齢者や障がい者にはより一層迅速で丁寧な事故対応が求められていた。こうした環境変化やニーズの高まりに対応するため、同社では、今回のサービス拡充を実施したとしている。
 (注)スマートフォンや携帯電話のショートメールサービスを活用し、経過情報を見ることができるサービス。