2016.10.24 太陽生命がミャンマー保険公社と覚書締結、医療保険の普及へ協働

 太陽生命は10月6日、ミャンマーのヤンゴンで、同国の国営保険会社であるMyanma Insurance(ミャンマー保険公社)との間で、「健全なミャンマー生命保険産業を発展させるための協働に関する覚書」を締結した。
 覚書に基づき太陽生命は、ミャンマー生保業界の健全な発展に寄与するため、ミャンマー保険公社と協力して、①医療保険のさらなる販売促進・普及②既存の生命保険商品の見直し③新たな生命保険商品の検討・開発④国民への医療保険に関する啓発活動⑤国民の生命保険に対する意識調査―の五つの取り組みを行う。
 ミャンマー保険公社は、ミャンマー計画財務省傘下の国営保険会社。2013年に保険業が民間に開放されるまでは、50年にわたり同国唯一の保険会社として国民生活の安定に寄与してきた。現在でも民間保険会社をけん引し、保険業界を代表するリーディングカンパニーとなっている。今回の覚書締結は、ミャンマー政府の許可の下で行われた。国外の生保会社との覚書締結は初めてのこととなる。
 太陽生命は、15年7月にミャンマー初となる医療保険プロジェクトのリーディングコンサルタントに単独で認定され、コンサルティング活動を継続してきたが、今回の覚書締結により、今後より広い分野でミャンマー保険業界に貢献していくとしている。